『いつもレコードのことばかり考えている人のために。』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

★『いつもレコードのことばかり考えている人のために。』(小西康陽/アスキー・メディアワークス/3360円)【→amazon
小西康陽常盤響がコレクター人生のすべてを賭けた待望のヴィジュアル・ブックついに完成。レアなレコードから誰も見向きもしない駄盤まで1500枚。
 
映画がなければ生きていけない 2007-2009

映画がなければ生きていけない 2007-2009

★『映画がなければ生きていけない 2007−2009』(十河進/水曜社/2100円)【→amazon
映像や写真を中心とする出版に長年携わってきた著者が、メールマガジン『日刊デジタルクリエイターズ』に2006年10月?2009年12月までに掲載した映画コラム141本をまとめる。巻頭には大沢在昌との対談も収録。
 ★『危機の時代のポリフォニーベンヤミンバフチン、メイエルホリド』(桑野隆/水声社/3150円)【→amazon
1920年代~30年代という“危機の時代”にあって、鮮やかな光芒をはなったベンヤミンバフチン、メイエルホリド、そしてロシア・アヴァンギャルド運動。
 
武満徹 自らを語る

武満徹 自らを語る

★『武満徹自らを語る』(武満徹/青土社/1995円)【→amazon
生い立ち、音楽への目覚め、世界への飛躍、そして果たされなかった未来への展望…。晩年を迎えつつあった自らの軌跡と心のひだを、これ以上ないまでに率直かつ生き生きと語る。1990年、還暦目前に行なわれた秘蔵インタビュー。
 
展示の政治学

展示の政治学

★『展示の政治学』(川口幸也/編 水声社/5040円)【→amazon
博物館、美術館、博覧会、あるいは日常生活のなかで、“見せること”と“見ること”は、どのような意味をまとうのか?ジャンルや研究領域を越えて、多彩な視座から“展示”という擬制を解体し、その再考を促す出色の論集。