『ザ・築地 魚食文化の大ピンチを救え!』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ルポ ザ・築地―魚食文化の大ピンチを救え―

ルポ ザ・築地―魚食文化の大ピンチを救え―

★『ザ・築地 魚食文化の大ピンチを救え!』(川本大吾/時事通信出版局/1680円)【→amazon
“漁師消滅”が現実になる!?魚河岸記者が見た築地市場の変化は魚食文化の歪みを如実に映し出している。
 
高峰秀子

高峰秀子

★『高峰秀子 高峰秀子自薦十三作 高峰秀子が語る自作解説』(斎藤明美・監修/キネマ旬報社/2520円)【→amazon
日本映画史とともに生きたトップ女優50年の歴史。高峰秀子自身が語る名作の裏話。
 
ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)

ヴァレリー――知性と感性の相剋 (岩波新書)

★『ヴァレリー 知性と感性の相剋』(清水徹/岩波書店/756円)【→amazon
20世紀前半のフランスで最高の知性とされた詩人・批評家、ポール・ヴァレリー(1871─1945)。しかし鋭敏で明晰な《知性のひと》は、同時に強烈な《感性のひと》でもあった。生涯に少なくとも四度の大恋愛に耽溺し、熱烈に女性の愛を乞いつづけた、その感性と知性の相剋に本質をみさだめ、創作に新たな光を当てる、魅惑的な伝記。
 
うわさの人物―神霊と生きる人々 (集英社文庫)

うわさの人物―神霊と生きる人々 (集英社文庫)

★『うわさの人物−神霊と生きる人々−』(加門七海/集英社/630円)【→amazon
オカルト好きを自認し、多くの霊能者と出会ってきた著者。いったい彼らには、何がどう見えているのか?神様から透視能力を授かった女性、悟りの世界を目指す修験僧、魂もトリートメントするエステティシャン…北は恐山から南は沖縄まで、よりすぐりの霊能者9人から生の言葉を引き出した、衝撃のインタビュー集。幽霊はいる?霊感とは?神様って?―知られざる世界の真実が、ここに。
 
お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

お坊さんが隠すお寺の話 (新潮新書)

★『お坊さんが隠すお寺の話』(村井幸三/新潮社/714円)【→amazon
日本人から信心が失われて久しい。それでもお寺は、「葬式仏教」を頼みに、かろうじて生き延びてきた。しかし、法外なお布施や戒名料ばかりを要求する一部住職に、檀家さんの我慢は限界寸前。結果、仏教に頼らない葬儀が急増、さらに過疎化や後継者難の影響もあって、地方の末寺は崩壊の危機に…。自業自得の日本仏教に、再生の道はあるのか。お坊さんが黙して語らない、それでも知っておきたい、現代のお寺事情。