『一歴史学者の歩み』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
- 作者: 家永三郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/05/16
- メディア: 文庫
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
激動90年の人生を生きた歴史学者・家永三郎-.その名は教科書裁判の闘いとともに広く記憶されることになったが,新憲法の理念とする平和と民主主義を,妥協なく実践してきたその原動力はどこにあったのか.その生立ちから,東京教育大学での紛争を経て停年退職した1977年までの歩みを克明にたどった,ある人生と時代の証言.未発表原稿「私と天皇制・天皇制」を併録.
- 作者: 尾藤正英
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/04/14
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
民主主義を支えるのは、自発的な社会的責任の意識であろう。江戸時代の人々は、それを「役」と表現し、現代の役人や役員の語につながる。民主主義が近代の一つの特色であるとすれば、日本の近代は江戸時代に始まっていたのではないか。この新しい視点から、日本の近世と近代を多角的に考察する。
- 作者: 西山松之助
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/10/17
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (2件) を見る
世界の大都市、文化都市である江戸はいかにして誕生したか。歌舞伎、浮世絵、花火、見世物…幾多の名人芸はどのように創造され、享受されていったか。江戸ッ子の定義とは。多義性と混沌とを抱えた江戸文化を江戸学の開拓者が語りおろした最適の入門書。
- 作者: 本村凌二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/03/11
- メディア: 文庫
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
古代ローマ人の喜怒哀楽、愛の生活が甦る!紀元79年、ヴェスヴィオ山大噴火に埋もれたポンペイ。壮麗な邸宅、パン屋、居酒屋、娼家の壁に書かれた「落書き」を解読、古代ローマ人の日常を鮮やかに再現。
ニーチェからスターリンへ―トロツキー人物論集 1900‐1939 (光文社古典新訳文庫)
- 作者: レフトロツキー,森田成也,志田昇
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 文庫
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
若きトロツキーがはじめて書いた人物論である「ニーチェ」から、暗殺される一年前に書いた「ヨシフ・スターリン」まで。本書を読むことで、登場する人々の重要な一面を知ることになるだけでなく、その時代的状況やトロツキーその人についても知ることができる。