『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
昭和45年11月25日―三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃 (幻冬舎新書)
- 作者: 中川右介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2010/09/01
- メディア: 新書
- 購入: 3人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
昭和45年11月25日、三島由紀夫、自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹、介錯される―。一人の作家がクーデターに失敗し自決したにすぎないあの日、何故あれほど日本全体が動揺し、以後多くの人が事件を饒舌に語り記したか。そして今なお真相と意味が静かに問われている。文壇、演劇・映画界、政界、マスコミの百数十人の事件当日の記録を丹念に拾い、時系列で再構築し、日本人の無意識なる変化をあぶり出した新しいノンフィクション。
- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
憤ったり寂しかったり納得したり、何かを慈しんだり発見したりうれしくなったり。そんな日常にあっては穏やかに南北を指す磁針では物足りず、心の深いところで「不思議な羅針盤」が欲しかったという著者。同じ年代の女性たちとおしゃべりするような心持ちで、同時に07~09年の社会的事象までも映し出した、万華鏡のようなエッセイ集。
- 作者: 福田ますみ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
- クリック: 54回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
ソ連が崩壊し、ロシアは「開かれた国」になったはずだった。だが、そこに報道の自由は事実上存在しない。大本営発表と化したニュースがあふれる中で孤軍奮闘、「不偏不党」「公正中立」を貫く新聞社がある。「ノーバヤガゼータ(新しい新聞)」。鋭い権力批判の代償として数々の記者を喪うが、屍を乗り越え、権力と対峙し続ける。彼らの目を通して「虚構の民主国家」の実態を描く。
- 作者: 里中哲彦
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
英語学習には、躓きの石がごろごろ。ちょっとした疑問に引っかかって、前に進めなくなることも少なくありません。英語を学ぶ老若男女から寄せられた疑問・質問の中から、英語をマスターする上で有用な事柄を一〇〇選び、明快な回答を付しました。疑問・質問は、「文法・語法」「語義・語源」「口語・俗語」「歴史・文化」「宗教・文化」に大別されるため、各項目にはこれらのカテゴリーも示しました。語学習得のコツも紹介。
- 作者: 鈴木俊幸
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2010/12/16
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
絵本、玩具、浮世絵、おのぼりさん向け江戸土産など、値の張らない娯楽や都市の最新情報、そして江戸らしさを売った絵草紙屋、近世文化の基層を商う店の実像を明らかにする待望の一冊。