『そして、僕はOEDを読んだ』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

そして、僕はOEDを読んだ

そして、僕はOEDを読んだ

★『そして、僕はOEDを読んだ』(アモン・シェイ/田村幸誠/訳 三省堂/1890円)【→amazon
英語には、こんなことを表す言葉があったのか!?21,730ページの『オックスフォード英語辞典』を読み通した男の物語。
 
報道再生  グーグルとメディア崩壊 (角川oneテーマ21)

報道再生 グーグルとメディア崩壊 (角川oneテーマ21)

★『報道再生−グーグルとメディア崩壊−』(河内孝・金平茂紀/角川書店/760円)【→amazon
新メディアの台頭で変わる報道。日米同時のメディアの大崩壊は報道をどのように変えるのか?―。
 
愛と欲望のフランス王列伝 (集英社新書)

愛と欲望のフランス王列伝 (集英社新書)

★『愛と欲望のフランス王列伝』(八幡和郎/集英社/756円)【→amazon
フランスの伝統が生んだ文化は、芸術や料理、ファッションなど世界のさまざまなところに浸透している。だが、学校教育における世界史では、歴史的人物の人間的な部分を削ぎ落としてしまうので、フランス史の真の面白さがわからない。本書は、列伝形式で歴代の王たちを網羅し、現代のセレブに至るまでドラマティックな歴史絵巻として描き出す。人間の歴史の縮図とも言うべきフランス史を、古代から現代まで通史として論じており、この一冊でフランス通になれる書。
 
古代の都〈1〉飛鳥から藤原京へ (古代の都 1)

古代の都〈1〉飛鳥から藤原京へ (古代の都 1)

★『飛鳥から藤原京へ(古代の都 1)』(木下正史・佐藤信/編/吉川弘文館/2940円)【→amazon
古墳時代から決別し、本格的な古代国家が形づくられた飛鳥・藤原京の時代。対外交流による文明開化と社会が大きく変貌していく古代日本の姿を、宮都や寺院跡、出土遺物・木簡や文献史科、仏像や古墳壁画などから迫る。
 
イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)

イタリア 24の都市の物語 (光文社新書)

★『イタリア24の都市の物語』(池上英洋/光文社/1029円)【→amazon
世界中の旅行者を魅了する、ヨーロッパでも屈指の人気を誇る国・イタリア。日本では、いまだに「イタリア=歌って踊って恋をする国」というイメージが強い。しかし、その魅力は、男たちや女たちが織りなしてきた数々のドラマ、芸術家たちが味わった苦悶や歓び、英雄や偉人たちの精神と行動の軌跡、民衆が繰り広げてきた何気ない日常生活の集積体であり、かつ、それらを保存してきた都市のの魅力でもある。それぞれ特色のあるイタリアの街から、24都市を厳選―。イタリア留学経験もあり、レオナルド・ダ・ヴィンチ研究でも知られる著者が、さまざまな歴史上のエピソードを紹介しながら、「イタリアを歩く楽しみ」を伝える。