『海戦からみた日露戦争』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

海戦からみた日露戦争 (角川oneテーマ21)

海戦からみた日露戦争 (角川oneテーマ21)

★『海戦からみた日露戦争』(戸高一成/角川書店/760円)【→amazon
「東郷ターン」「丁字戦法」の陰で戦史から消された最高機密とは?写真・海戦図満載。海戦史が明かす「坂の上の雲」激闘の真相。
 
ケガレの民俗誌 差別の文化的要因 (ちくま学芸文庫)

ケガレの民俗誌 差別の文化的要因 (ちくま学芸文庫)

★『ケガレの民俗誌−差別の文化的要因−』(宮田登/筑摩書房/1260円)【→amazon
被差別部落白山信仰、血穢の性差別、非常民の世界、民俗概念としてのケガレ。これまで日本民俗学が避けてきた問題、ケガレと差別の底に潜むものは何か。ハレ・ケ・ケガレの民間信仰の意識構造のなかで、ケガレが不浄なるものへと変化する過程を究明し、経血にまつわる女性差別の要因である血穢の虚構をあばく。また、死穢というもっとも大きな不浄観はどのような時空間で発生するのかなど、その基底にある民俗儀礼の奥底を明らかにする。ケガレとはたんなる汚穢ではなく、ハレを喚起する力なのだ。日本民俗の深層に根付いている不浄なる観念と差別の問題を考察した先駆的名著。
 
公共文化施設の歴史と展望

公共文化施設の歴史と展望

★『公共文化施設の歴史と展望』(徳永高志/晃洋書房/2940円)【→amazon
「公共文化施設構想の端緒」「国立劇場の系譜」「市民と協働する公立文化施設」といった論考から、日本における劇場を中心とした公共文化施設の歴史的変転やさまざまな社会的役割を明らかにし、その未来を展望する。
 
スパイの歴史

スパイの歴史

★『スパイの歴史』(テリー・クラウディ/東洋書林/3990円)【→amazon
潜み、企み、謀る!人類の権謀術策をここに集成。
 
アメリカの国立公園法―協働と紛争の一世紀

アメリカの国立公園法―協働と紛争の一世紀

★『アメリカの国立公園法−協働と紛争の一世紀−』(久末弥生/北海道大学出版会/2520円)【→amazon
アメリカの国立公園における1910年代から現代までの1世紀を8つのテーマに沿って扱い、アメリカの国立公園システムを法的観点から研究する。また、各テーマに関連の深い話題をエピソードや資料として紹介。