『昭和の鉄道〈40年代〉−鉄道の黄金時代−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

昭和の鉄道<40年代> (JTBの交通ムック)

昭和の鉄道<40年代> (JTBの交通ムック)

★『昭和の鉄道〈40年代〉−鉄道の黄金時代−』(JTBパブリッシング/1680円)【→amazon
昭和を30年代、40年代、…と10年ごとにわけ、それぞれの時代におこった鉄道界のできごと(新線、新車、ダイヤ改正等)を貴重な資料とともに振り返る。誌面には時刻表を随所に盛り込み、より具体的な鉄道風景を再現しています。昭和40年代は東海道新幹線の順調な発展、各地で新型車両による特急列車が増発される一方、それまで鉄道発祥以来の活躍を続けてきたSLが終焉を迎える時代でもあり、両面からこの時代を伝えます。
 
電通とリクルート (新潮新書)

電通とリクルート (新潮新書)

★『電通リクルート』(山本直人/新潮社/756円)【→amazon
情報産業の双頭が、押し寄せる情報の海に翻弄されている。マス・メディアを通じた広告であらゆる商品を売ってきた電通と、就職や住宅購入等、「人生の節目」をビジネスにしたリクルート。モノが飽和したにもかかわらず、「憧れの生活」が絵空事になってしまったこの国で、我々の欲望はどこへ向かうのか?彼らはその欲望の創出にどうかかわろうとしているのか?消費社会の光と影を露わにする、知的興奮に満ちた一冊。
 
土着喫茶TOKYO

土着喫茶TOKYO

★『土着喫茶TOKYO』(田野隆太郎・ラジカルローカル/戎光祥出版/1260円)【→amazon
東十条、入谷、三河島、住吉、立会川、穴守稲荷、八広…辺境の町にひっそりと、だが確かに息づく喫茶店群がある。それらは、なぜ何十年もの間、人々を惹きつけてやまないのか?マキアートカフェとエセレトロ店に飽きたあなたに送る、ブラック珈琲のようにストレートかつ濃厚な味わいの“土着喫茶”。雑誌にも載っていない。ネット検索でもひっかからない。これが、ニッポンの喫茶店のリアルだ。
 
食の達人たち フードストーリー (小学館文庫)

食の達人たち フードストーリー (小学館文庫)

★『食の達人たち−フードストーリー−』(野地秩嘉/小学館/650円)【→amazon
なぜこの人の作ったものは美味しいのだろうか。銀座の老舗から地方の名もなき食堂まで、厨房の奥には味の数だけ人間ドラマがあった。―『BRIO』連載当時から話題を集めた連作ノンフィクションが文庫で初登場。“美味神髄は人に在り”を知らしめる18の感動ストーリー。
 
生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書36)

生命の起源を宇宙に求めて―パンスペルミアの方舟 (DOJIN選書36)

★『生命の起源を宇宙に求めて−パンスペルミアの方舟−』(長沼毅/化学同人/1785円)【→amazon
生命の起源は地球にあったのだろうか?宇宙空間を飛び交う生命の種が、地球に飛来し、進化して人間になったと考えてもおかしくないのではないか?本書では「パンスペルミア説」として知られる、地球生命の宇宙起源論を、さまざまな証拠をもとに精緻に論証する。地球から始まる生命の起源を探る旅は、火星、彗星、天の川銀河などをめぐり、どこへ漂着するのだろうか。あなたの常識が激しく揺さぶられること必至の、知的興奮の書。