『地獄を見た１１人の天才投資家たち 何が悪かったのか。一兆円の損失が残した教訓』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介（当分）。
　

世界経済を破綻させる23の嘘

★『地獄を見た１１人の天才投資家たち　何が悪かったのか。一兆円の損失が残した教訓』(スティーヴン・Ｌ．ワイス/道出版/2940円)【→amazon】
何を避けるべきか。何をすべきでないか。ウォール街歴23年の辣腕投資アドバイザーがそれぞれの「失敗」の分析を通して導き出した「成功」の要諦。
　

地獄を見た１１人の天才投資家たち

★『世界経済を破綻させる２３の嘘』(ハジュン・チャン/徳間書店/1785円)【→amazon】
マネー、自由、貪欲、格差についての常識・通説を破壊し、新しい世界経済の流れを読み解く。
　

速記者たちの国会秘録 (新潮新書)

★『速記者たちの国会秘録』(菊地正憲/新潮社/735円)【→amazon】
「特等席」に座り続ける国会速記者の証言は、そのまま戦後政治の裏面史である。ある者は東京裁判の判決文に関わって監禁生活を強いられ、ある者は吉田茂の「バカヤロウ」を聞き逃さず記録し、またある者は乱闘国会で前歯を失った。仰天の漢字誤読議員、田中角栄が見せた激昂、ずぶ濡れでなだれ込んできた安保デモ隊、中曽根康弘の思わぬ差し入れ―。「もの言わぬ職人」四十人が初めて固い口を開いた、本邦初の貴重な証言録。
　

ユダヤ人を救え!―デンマークからスウェーデンへ

★『ユダヤ人を救え！　デンマークからスウェーデンへ』(エミー・Ｅ．ワーナー/水声社/2940円)【→amazon】
第二次世界大戦の、ナチ占領下で国内のほとんどすべてのユダヤ人をスウェーデンに逃亡させた、デンマーク国民の勇気ある決断と行動。生きのびたユダヤ人たちへのインタビュー、彼らの手紙や体験記等々を縦横に駆使して、生き生きと描くその救助劇の全貌。
　

宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)

★『宇宙は何でできているのか　素粒子物理学で解く宇宙の謎』(村山斉/幻冬舎/840円)【→amazon】
物質を作る最小単位の粒子である素粒子。誕生直後の宇宙は、素粒子が原子にならない状態でバラバラに飛び交う、高温高圧の火の玉だった。だから、素粒子の種類や素粒子に働く力の法則が分かれば宇宙の成り立ちが分かるし、逆に、宇宙の現象を観測することで素粒子の謎も明らかになる。本書は、素粒子物理学の基本中の基本をやさしくかみくだきながら、「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」「宇宙はこれからどうなるのか」という人類永遠の疑問に挑む、限りなく小さくて大きな物語。