『幕末の海防戦略−異国船を隔離せよ−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

幕末の海防戦略―異国船を隔離せよ (歴史文化ライブラリー)

幕末の海防戦略―異国船を隔離せよ (歴史文化ライブラリー)

★『幕末の海防戦略−異国船を隔離せよ−』(上白石実/著 吉川弘文館/1785円)【→amazon
突然のペリー来航は、幕府に衝撃を与えたが、外交交渉には周到な準備をして対応した。なぜそのような戦略をもちえたか。様々な異国船への対応を検証し、海禁を維持するために奔走する幕府の姿から海防政策の本質に迫る。
 
毛沢東 最後の革命 上巻

毛沢東 最後の革命 上巻

  • 作者: ロデリック・マクファーカー,マイケル・シェーンハルス,朝倉和子
  • 出版社/メーカー: 青灯社
  • 発売日: 2010/11/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★『毛沢東最後の革命 上』(ロデリック・マクファーカー、マイケル・シェーンハルス/青灯社/3990円)【→amazon
中国の共産党・国家・人民が建国以来最も深刻な挫折と損失をこうむった「文化大革命」。それを指導した毛沢東の目的は何だったのか。上は、最初の砲火から5・16陰謀までを取り上げて論じる。
 
毛沢東 最後の革命 下巻

毛沢東 最後の革命 下巻

  • 作者: ロデリック・マクファーカー,マイケル・シェーンハルス,朝倉和子
  • 出版社/メーカー: 青灯社
  • 発売日: 2010/12/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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★『毛沢東最後の革命 下』(ロデリック・マクファーカー、マイケル・シェーンハルス/青灯社/3990円)【→amazon
中国の共産党・国家・人民が建国以来最も深刻な挫折と損失をこうむった「文化大革命」。それを指導した毛沢東の目的は何だったのか。下は、紅衛兵の最期から毛主席最後の日々までを取り上げて論じる。
 ★『レンズが撮らえた19世紀ヨーロッパ−貴重写真に見る激動と創造の時代−』(海野弘・他/山川出版社/1680円)【→amazon
相次ぐ戦い、王族たちの盛衰、花開く芸術・文化、万国博覧会、発明…。1851~1918年の時代の息吹を写真で綴る。
 
東南・南アジアのディアスポラ (叢書グローバル・ディアスポラ2)

東南・南アジアのディアスポラ (叢書グローバル・ディアスポラ2)

★『東南・南アジアのディアスポラ』(首藤もと子・編/明石書店/5250円)【→amazon
東南・南アジア出身のディアスポラはどのような背景や動機で故国を去ったか。現在の居住地にいながら、出身国や故郷とどのようなつながりを構築しているか。国境を越えたネットワークは、グローバル化時代の国家の制度や政策にどのような影響を及ぼしているか。
 
山県有朋と明治国家 (NHKブックス)

山県有朋と明治国家 (NHKブックス)

★『山県有朋と明治国家』(井上寿一/日本放送出版協会/1050円)【→amazon
高杉晋作のもと奇兵隊の軍監として幕府軍と、そして英米仏蘭の四国連合艦隊と戦い、明治新政府で首相として二度組閣した男、山県有朋。閥族・官僚の総本山、軍国主義の権化、侵略主義の張本人と批判されてきたその実像を、俊英が描き直す。一九世紀型の欧州秩序が崩壊する中、形成期の大衆社会の危うさを憂慮し、あえて「強兵」路線を担った山県から、近代日本とは何か、権力とは何かを考える。