『百年前の山を旅する』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

百年前の山を旅する

百年前の山を旅する

★『百年前の山を旅する』(服部文祥/東京新聞出版部/1800円)【→amazon
テクノロジーを遠ざけて山に登る“サバイバル登山家”は、さらなる「手応え」を求めて、古の山人や明治の登山家の足跡をたどりはじめた。股引、脚絆にわらじという出で立ちで―。自由と野性に溢れる紀行文集。
 
帝国ホテルの不思議

帝国ホテルの不思議

★『帝国ホテルの不思議』(村松友視/日本経済新聞出版社/2520円)【→amazon
虚と実が溶け合った職人芸が花開く舞台。誰でも知ってる帝国ホテル、誰も知らない帝国ホテル…現場の仕事人から炙り出される、一二〇年の歴史と伝統が生んだ、摩訶不思議な文化の砦。
 
ランドラッシュ―激化する世界農地争奪戦

ランドラッシュ―激化する世界農地争奪戦

★『ランドラッシュ 激化する世界農地争奪戦』(NHK食料危機取材班/新潮社/1575円)【→amazon
ウクライナでは欧州・中東諸国、インドが農地争奪戦を展開。極東ロシアでは韓国が国ぐるみで巨大農場を建設。アフリカでは中国が密かに農地を囲い込む。将来の食料不足に備え農地を獲得すべく各国が入り乱れて「ランドラッシュ」を繰り広げる中で、日本はこの現実にどう向かい合おうとしているのか―。「食料問題」という観点から人類の未来を検証する。
 
遺言

遺言

★『遺言』(岡田斗司夫/筑摩書房/2835円)【→amazon
「伝説」の舞台ウラ、テーマからクリエイターたちの素顔まで。全奥義、完全公開。
 
文士の舌

文士の舌

★『文士の舌』(嵐山光三郎/新潮社/1575円)【→amazon
鴎外、漱石から川端、三島、向田邦子開高健まで―24人の「舌」が選んだ、明治・大正・昭和の味。ミシュランにも負けない、文と食の達人「御用達の名店」徹底ガイド。