今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)

本に埋もれて暮らしたい (桜庭一樹読書日記)

★『本に埋もれて暮らしたい』(桜庭一樹読書日記 桜庭一樹/東京創元社/1680円)【→amazon
旬な作家サクラバカズキの日常と、ドタバタの日々に癒しと活力を与えてくれた本の数々を紹介する、大人気WEB連載の書籍化第4弾。どんなに忙しくったって、やっぱり本がなくては生きてゆけない! のだ。
 
聖書を発見する

聖書を発見する

★『聖書を発見する』(本田哲郎/岩波書店/2625円)【→amazon
旧約・新約聖書が、全体をもって発信するメッセージの中心は何か。虐げられ、社会の片隅に追いやられている者たちをとおして、神は働く──聖書のテクストに寄り添い、独自の「選びの神学」を展開する。釜ケ崎での経験を踏まえ、新しい光の下に回心、選び、神の国の意味をとらえ直す。私たちは、どこで何をなすべきかの普遍的な指針。
 
社会主義への挑戦 1945-1971〈シリーズ 中国近現代史 4〉 (岩波新書)

社会主義への挑戦 1945-1971〈シリーズ 中国近現代史 4〉 (岩波新書)

★『社会主義への挑戦 1945−1971』(久保亨/岩波書店/840円)【→amazon
民共和国の成立は、必ずしも社会主義政権の樹立を意味していなかった。それにもかかわらず、中国はなぜ社会主義をめざしたのか。さまざまな戦後構想が交錯するなか、政治の実権を握った中国共産党。徐々に急進化するその政策路線は、やがて文化大革命の嵐を呼び寄せてしまう。混乱と迷走の四半世紀をたどる。
 
大名行列の秘密 (生活人新書)

大名行列の秘密 (生活人新書)

★『大名行列の秘密』(安藤優一郎/日本放送出版協会/735円)【→amazon
殿様動けばお金も動く。参勤交代がもたらした経済効果とは―。「移動」の観点から江戸を捉え直すあらたな試み。
 
ジプシーを訪ねて (岩波新書)

ジプシーを訪ねて (岩波新書)

★『ジプシーを訪ねて』(関口義人/岩波書店/840円)【→amazon
ロマ、ツィガーヌ、ヒターノ、マヌーシュ、カーロ、シンティ、ドム……さまざま名で世界に拡散するジプシー。「自由の民」でも「乞食で泥棒」でもなく、国を持たぬ彼らは現代をいかに生きぬくのか――ジプシー音楽に導かれバルカン~中欧~アラブ諸国へ、歴史ある集落から難民キャンプまでを訪ねた10年の記録。