『酷道VS秘境駅−「酷い国道」と「とんでもない駅」、面白いのはどっち!?−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

酷道vs秘境駅

酷道vs秘境駅

★『酷道VS秘境駅−「酷い国道」と「とんでもない駅」、面白いのはどっち!?−』(松波成行・牛山隆信/イカロス出版/1260円)【→amazon
鉄道の駅なのにとんでもない所にあり、利用者はほとんどいない「秘境駅」。国の道=国道なのに、狭く危険で通れないこともある「酷道」。鉄道と道路、おなじ陸上交通系“ギャップ萌え”趣味の雄がお互いのジャンルについて、そして鉄道趣味界と道路趣味界全体について語りつくす。
 
樹皮の文化史 (歴史文化セレクション)

樹皮の文化史 (歴史文化セレクション)

★『樹皮の文化史』(名久井文明/吉川弘文館/3990円)【→amazon
かつて樹皮は日常的に使用されていた。暮らしの中での利用法を古老からの聞き取りに学び、加工技術の全容を明らかにする。さらに縄紋時代から近現代までの樹皮利用例を考察し、日本の樹皮加工技術文化を体系づけた。
 ★『地球200周!ふしぎ植物探検記』(山口進/PHP研究所/924円)【→amazon
世界一大きく、世界一臭く、七年に一度咲き二日でしおれるショクダイオオコンニャク(インドネシア)。その存在は伝説として知られていたものの、現地での撮影に成功した者は世界でもほとんどいない。その中の一人が、自然写真家として地球200周分の撮影旅行を重ねてきた著者である。本書にはこの花の貴重な写真のほか、土のなかで咲くランなど「進化の極み」ともいうべき植物の姿を紹介。不思議な進化を遂げた理由、巧みな花粉の送粉システムにも迫る。
 
天文屋渡世 (大人の本棚)

天文屋渡世 (大人の本棚)

★『天文屋渡世』(石田五郎/みすず書房/2940円)【→amazon
天文学者にして文筆家。文学と芸能と山を深く愛し、そこに現れた星々の魅力を飄々たる文章で綴る。『天文台日記』で知られる著者の全貌を伝えるエッセイ集。
 
動物たちのウンコロジー (学びやぶっく)

動物たちのウンコロジー (学びやぶっく)

★『動物たちのウンコロジー』(今泉忠明/明治書院/1260円)【→amazon
“大”と“小”、どちらがえらい?もちろん一概にはいえない。動物たちのウンチとオシッコは、実に様々な役割を果たしている。自然は一つも無駄なものは作らない。含蓄あるウンチクの話。