『迷宮としての世界−マニエリスム美術−下』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)

迷宮としての世界(下)――マニエリスム美術 (岩波文庫)

★『迷宮としての世界−マニエリスム美術−下』(グスタフ・ルネ・ホッケ/岩波書店/987円)【→amazon
古典主義もマニエリスムも神を明るみにだそうとする。マニエリスムは神を、力、働き、意志として描き、寓意、象徴、抽象図形等が現われる。古典主義は神を本質において描き、マニエリスムは実存において描く。マニエリスムの諸相を詳述。
 
メディア・アート創世記ー科学と芸術の出会い

メディア・アート創世記ー科学と芸術の出会い

★『メディア・アート創世記−科学と芸術の出会い−』(坂根厳夫/工作舎/3360円)【→amazon
アナログからデジタルへ、その波を乗り越えた証人として、具体的、かつ温かいまなざしで、半世紀におよぶ日本のメディア・アートの歩みを俯瞰する、著者初の書きおろし。
 
モネ 庭とレシピ

モネ 庭とレシピ

★『モネ庭とレシピ』(林綾野/講談社/1680円)【→amazon
モネの食卓から、印象派作品の秘密を探る 広大な庭を丹精し、自作のレシピで家族、友人をもてなしたモネ。彼が到達した「生活と画業のハーモニー」とは何か。庭を分析し、レシピを再現して探り出す。
 
天皇家の隠し子―謎につつまれた悲劇の皇女

天皇家の隠し子―謎につつまれた悲劇の皇女

★『天皇家の隠し子 謎につつまれた悲劇の皇女』(河原敏明/ダイナミックセラーズ出版/1680円)【→amazon
昭和天皇に隠された妹君がいた!この衝撃的ニュースを皇室ジャーナリストの第一人者が真相追及5年間!調査した90人以上の皇室関係者の証言と資料を一挙公開。
 ★『科学の科学 コレージュ・ド・フランス最終講義』(ブルデュー/藤原書店/3780円)【→amazon
トーマス・クーンの「科学革命の構造」以降、その相対性、複数性が強調され、人文科学、社会科学、自然科学を問わず軽視・否定されてきた「真理」の唯一性。今日の学問的潮流に抗して、「科学」と「真理」を真正面から論じる。