『植木等ショー！クレージーＴＶ大全』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介（当分）。
　

植木等ショー！クレージーＴＶ大全

★『植木等ショー！クレージーＴＶ大全』(佐藤利明／編著/洋泉社/2625円)【→amazon】
幻の人気番組『植木等ショー!』をはじめ、クレイジー・キャッツ出演の番組を全網羅。TVバラエティ黄金期を駆け抜けた植木等の魅力を、豊富なインタビューと貴重な写真で綴る。
　

音楽の感動を科学する ヒトはなぜ“ホモ・カントゥス"になったのか (DOJIN選書35)

★『音楽の感動を科学する−ヒトはなぜ“ホモ・カントゥス”になったのか−』(福井一/化学同人/1890円)【→amazon】
なぜ音楽はあるのか?音楽を聴いて感動するのはなぜか?そもそも音楽とはなんなのか?音楽をめぐる根源的な問いを軸にしながら、ストレス社会での音楽の役割や音楽療法の効果の検証、ホルモンに働きかける音楽の役割、さらには、音楽の進化的な意味まで、音楽するヒト=ホモ・カントゥスの姿を浮き彫りにする。音楽のエニグマ(謎)の解明に挑む。
　

ゴシックの図像学〈上〉 (中世の図像体系)

★『ゴシックの図像学　上（中世の図像体系　３）』(エミール・マール/国書刊行会/5250円)【→amazon】
ロマネスクとは対照的に、商工業の隆盛により北フランスの大都市に出現したゴシック。今にも空に向かって飛翔していくかのようなゴシックの大寺院を巨大な一冊の書物として読み解く。
　

ゴシックの図像学〈下〉 (中世の図像体系)

★『ゴシックの図像学　下（中世の図像体系　４）』(エミール・マール/国書刊行会/5250円)【→amazon】
中世において世界は象徴として理解されていた…。"世界の形姿"であるゴシックの大聖堂を解説した著の完訳。96年刊「ロマネスクの図像学」の続編。
　

だまし絵のトリック―不可能立体を可能にする (DOJIN選書34)

★『だまし絵のトリック−不可能立体を可能にする−』(杉原厚吉/化学同人/1470円)【→amazon】
不可能立体と呼ばれるだまし絵をめぐる、七つの疑問を足がかりとして、立体にできそうにない立体を可能にする方法や単に立体化するだけではなく、動きを加えることでさらなる驚きの錯覚現象を生み出す不可能モーションまで紹介する。
だまし絵の新しい楽しみ方、発見。
　

ダリ――夢のリアリティー (岩波アート・ライブラリー)

★『ダリ−夢のリアリティー−』(ダリ／〔画〕/岩波書店/2940円)【→amazon】
夢と現実の狭間で制作を続け、20世紀最大の画家と目されながら、いまなお誤解の多いスペインの画家ダリ。そのスキャンダラスな生涯と謎に満ちた作品を、画家自身の言葉と、精神分析を通してその創造活動に大きな影響を与えたジークムント・フロイトやオットー・ランクの理論を参照しながら詳しく分析する。