『クルマでわかる!日本の現代史』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

クルマでわかる! 日本の現代史

クルマでわかる! 日本の現代史

★『クルマでわかる!日本の現代史』(大貫直次郎・志村昌彦/光文社/1575円)【→amazon
自動車の歴史をたどることは、戦後日本の「政治」「経済」「社会」「消費」「流行」など、さまざまな分野のできごとを読み解く作業である。「工業化の推進」「貿易摩擦」「エネルギー問題」「環境対策」から「家族形態」「デート」まで、時代の変遷が見えてくる―生まれていなかった時代の様子も、わかりやすいクルマの話でコンパクトに把握できる格好の書。
 
建築家の読書術

建築家の読書術

★『建築家の読書術−五人の建築家が選んだ一〇〇冊−』(平田晃久・藤本壮介中村拓志・吉村靖孝・中山英之・倉方俊/TOTO出版/1680円)【→amazon
TOTO出版20周年を記念して開催された、30代建築家による連続レクチャー+展覧会「建築家の読書術」の全記録。本レクチャーは、ひとりの建築家に 20冊の本を選んでもらい、その本について語っていただきました。2010年1月26日の平田晃久氏にはじまり、1月28日の藤本壮介氏、1月30日の中村拓志氏、2月2日の吉村靖孝氏、2月4日の中山英之氏、そして2月6日には建築史家の倉方俊補氏による総括ののち、5人の建築家と倉方氏による座談会を開催。連続レクチャーの開催順に収録しています。
 
工業化とアメリカ社会―建国から成熟への一世紀 (MINERVA西洋史ライブラリー)

工業化とアメリカ社会―建国から成熟への一世紀 (MINERVA西洋史ライブラリー)

★『工業化とアメリカ社会−建国から成熟への一世紀−』(ウォルター・リクト/ミネルヴァ書房/3780円)【→amazon
建国以来のアメリカの工業史を、19世紀初頭・19世紀中期・19世紀末から世紀交代期にみられた3段階の経済環境の変化にそくして考究。政治と法、都市、地域、性、人種等、多様な要因の工業化への影響を重視する。
 ★『知られざる空母の秘密−海と空に展開する海上基地の舞台裏に迫る−』(柿谷哲也/ソフトバンククリエイティブ/1000円)【→amazon
アメリカ海軍の艦隊は「空母」(航空母艦)を中心に、イージス巡洋艦、イージス駆逐艦、潜水艦などから構成されます。本書では、この艦隊の中心となる空母を、美麗写真で解説します。アメリカ海軍の現役空母を中心に、空母の歴史、空母とはなにか、艦載機が発艦や着艦するときのオペレーション、装備、作戦行動のとり方、艦載機の種類、世界の海軍が保有するさまざまな空母まで、たっぷりお楽しみください。
 ★『石炭で栄え滅んだ大英帝国産業革命からサッチャー改革まで−』(山崎勇治/ミネルヴァ書房/5250円)【→amazon
産業革命からサッチャー改革までの石炭業を分析し、炭鉱ストライキの本質を追求。イギリス資本主義経済の栄枯盛衰と、現代資本主義社会が抱える根源的な問題を浮き彫りにする。