『宇野功芳、人と批評』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

宇野功芳、人と批評

宇野功芳、人と批評

★『宇野功芳、人と批評』(想田正/青弓社/2100円)【→amazon
日本クラシック界で独自の評論を展開する宇野功芳マーラーの寂寥感に魅せられた死生観、マタチッチや朝比奈隆を見いだした芸術への追求心、誰もが評価するカラヤンへの批判―。その直截な筆致の原点を若き日の批評から探り、宇野批評の魅力に迫る。
 
映画と戦争―撮る欲望/見る欲望 (日本映画史叢書)

映画と戦争―撮る欲望/見る欲望 (日本映画史叢書)

★『映画と戦争−撮る欲望/見る欲望−』(奥村賢/編/森話社/3465円)【→amazon
映画はなぜ戦争を描くことに熱心なのか。戦争映画はなぜ魅惑的なのか。戦時下の映画から、戦後の反戦映画、SFやアニメまで、映画と戦争の濃密で危うい関係を探求する。
 
映画のなかの古典芸能 (日本映画史叢書)

映画のなかの古典芸能 (日本映画史叢書)

★『映画のなかの古典芸能』(神山彰児玉竜一編/森話社/3255円)【→amazon
古典芸能の世界は日本映画にとってまさに母胎であった。異なるジャンルのあいだで、題材や音楽、美術、俳優などが行き交いながら、どのように再解釈され、再生したのか。古典の引用と再生。
 
ペンブックス9 江戸デザイン学。 (Pen BOOKS)

ペンブックス9 江戸デザイン学。 (Pen BOOKS)

★『江戸デザイン学。』(ペン編集部/編/阪急コミュニケーションズ/1575円)【→amazon
「粋」という美意識が育んだ、パワフルで洗練された庶民文化。
 
音楽の生まれるとき-作曲と演奏の現場

音楽の生まれるとき-作曲と演奏の現場

★『音楽の生まれるとき−作曲と演奏の現場−』(井阪紘・西村朗/春秋社/2310円)【→amazon
瞬間の輝きをつかむ。CD制作、コンサート、音楽祭、現代音楽の創造…。作曲家と演奏家とプロデューサー、それぞれの情熱と技術がぶつかりあい人々の記憶に残る音楽が生まれる。