『私のシネマライフ』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

私のシネマライフ (岩波現代文庫)

私のシネマライフ (岩波現代文庫)

★『私のシネマライフ』(高野悦子/岩波書店/966円)【→amazon
岩波ホール総支配人・高野悦子氏が、映画興行を一生の仕事とし、情熱を注ぎこむようになるまでの自分史。満洲での生い立ち、南博氏のもとで映画研究に没頭した学生時代での体験や、映画監督を目指しパリのIDHEC(高等映画学院)に留学し、帰国後岩波ホールの総支配人になり、世界の名画を上映するまでの波瀾万丈の人生が描かれる。三人の映画監督(せんぼんよしこ氏、羽田澄子氏、アンヌ・ポワリエ氏)へのインタビュー付き。現代文庫版のために書き下ろした「その後のシネマライフ」を併載。
 
アトラス世界航空戦史

アトラス世界航空戦史

★『アトラス世界航空戦史』(アレグザンダー・スワンストン・マルコム・スワンストン/千原書房/5040円)【→amazon
航空戦100年の歴史を最新の詳細地図とCGで再現。史上初の「空襲」から世界大戦、そしてアフガン紛争までの航空戦を120点あまりの詳細地図とCG、貴重な図版とともに紹介したはじめてのアトラス。
 
鬼ともののけの文化史―絵で見て不思議! (遊子館歴史選書)

鬼ともののけの文化史―絵で見て不思議! (遊子館歴史選書)

★『鬼ともののけの文化史−絵で見て不思議!−』(笹間良彦/遊子館/1890円)【→amazon
天変地異の災害や怪奇現象、疫病など説明のつかない災いに対する説明として、そして権力者が統治を行なう際の道具として伝承されてきた「鬼」。しかし、江戸時代にはその様相が変化してくる。鬼の説話を時代ごとに収録する。
 
海戦 (Truth In Fantasy 84)

海戦 (Truth In Fantasy 84)

★『海戦』(世界戦史研究会/著 バウンド/編 新紀元社編集部/編/新紀元社/1890円)【→amazon
古代から現代までに起こった海戦の中から、世界史上重要な意義を持つ43の海戦を選び、両軍がどのような思惑・戦術で戦いに臨んだのか、歴史的背景から戦況の経過と様子、結果までを解説する。
 
サラリーマン誕生物語  二○世紀モダンライフの表象文化論

サラリーマン誕生物語 二○世紀モダンライフの表象文化論

★『サラリーマン誕生物語−二〇世紀モダンライフの表象文化論−』(原/講談社/1995円)【→amazon
二〇世紀初期、人類史上に初めて「サラリーマン」が生まれた。新発明の執務機器や最先端の通信機械によって高速化・効率化される職場。昼食までもが時間管理される都市型労働者の原型を活写。