『猿まわしの系図』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

猿まわしの系図 (樹林舎叢書)

猿まわしの系図 (樹林舎叢書)

★『猿まわしの系図』(飯田道夫/人間社/1470円)【→amazon
猿にこだわり続けた著者が、中世以降の文献、史実を地道に検証し、30年以上の研究成果を経てたどり着いた「猿まわし」の正体とは―これまで賎民の雑芸といわれてきた猿まわしとは、芸能か、神事か。その系図をたどり、従来の学説が見逃してきた真相に迫る。
 
食の歴史 (1)

食の歴史 (1)

★『食の歴史 1』(J.−L.フランドラン・ M.モンタナーリ/編/藤原書店/6300円)【→amazon
食は歴史学のマイナーな1分野ではなく、そこに現れるのは西洋史の根幹部分である。食に関わるすべての今日的問題を考える上での必須の基礎文献。第1巻では、食をめぐる人間と動物の違いから、古代・中世初期までを追う。
 
食の歴史 (2)

食の歴史 (2)

★『食の歴史 2』(J.−L.フランドラン・ M.モンタナーリ/編/藤原書店/6300円)【→amazon
食は歴史学のマイナーな1分野ではなく、そこに現れるのは西洋史の根幹部分である。食に関わるすべての今日的問題を考える上での必須の基礎文献。第2巻では、マナーの刷新など今日に至る「近代的食生活」の起源を探る。
 
食の歴史 (3)

食の歴史 (3)

★『食の歴史 3』(J.−L.フランドラン・ M.モンタナーリ/編/藤原書店/6300円)【→amazon
食は歴史学のマイナーな1分野ではなく、そこに現れるのは西洋史の根幹部分である。食に関わるすべての今日的問題を考える上での必須の基礎文献。第3巻では、今日の食生活の由来を説き明かし、その未来を展望する。
 
図説 英国レディの世界 (ふくろうの本/世界の文化)

図説 英国レディの世界 (ふくろうの本/世界の文化)

★『図説英国レディの世界』(岩田託子・川端有子/河出書房新社/1890円)【→amazon
19世紀英国・中流階級の女性が、結婚し妻となり母となり尊敬される「レディ」になるまで。ヴィクトリア朝の暮らしを彩った「もの」と「こと」から読み解く、決定版ガイド。ヴィクトリア朝の女性と子どもの生活誌。