『図説龍とドラゴンの世界』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

図説龍とドラゴンの世界 (遊子館歴史選書 6)

図説龍とドラゴンの世界 (遊子館歴史選書 6)

★『図説龍とドラゴンの世界』(笹間良彦/著 瓜坊進/編/遊子館/1890円)【→amazon
都市化の波は龍神の棲むべき領域を封鎖してしまった。科学文明は、歴史のダイナミズムが生み出した龍とドラゴンを葬り去ってしまったのか。人類は龍の死とともになにを失ってしまったのか。今、龍の再生の意味を考える。
 ★『なぜ「招き猫」はネコでなくてはならないのか?−ニッポンの「縁起もの」−』(岩上力/ワニ・プラス/798円)【→amazon
日本人は、縁起かつぎや神頼みが大好き。なんとなく毎年行く初詣や厄払い、商売繁盛祈願に招き猫、初物を食べて長寿祈願…と身近に縁起ものが溢れています。ですが、そもそもなぜめでたいのかを知らずに接している人も多いはず。“幸せの兆し”縁起もののルーツや本来の意味を知って開運する方法を、暮らしに根ざした伝統文化の第一人者がお届けします。
 ★『二人の兵法孫子孫武と孫〔ピン〕の謎−』(永井義男/明治書院/1260円)【→amazon
孫子」は二人いた。一人は孫武、もう一人は孫〓(ぴん)。古来兵法の聖典といわれたその魅力を、分かりやすく解き明かす。歴史的な戦争や現代戦、さらには日常の事柄にも当てはめて、その真髄を説明する。
 
マクルーハン (KAWADE道の手帖)

マクルーハン (KAWADE道の手帖)

★『マクルーハン−生誕100年、メディア(論)の可能性を問う−』(/河出書房新社/1680円)【→amazon
ニューメディアが世界を次々に変革していくなかで、メディア論の父=マーシャル・マクルーハン生誕100年を記念特集!
 
まよけの民俗誌

まよけの民俗誌

★『まよけの民俗誌』(斎藤たま/論創社/2625円)【→amazon
人びとは赤い唐辛子、臭いニンニク、棘のあるヒイラギを家の周りに取り付けて、まものの侵入を防いできた。北海道・二風谷のテッコッペから福島市のサルッコ、沖縄・石垣島のヤドブレまで、今に伝わる各地のまよけの風習を丹念に拾い集めた貴重な記録。