『宮本常一とあるいた昭和の日本 6 中国四国 3』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

★『宮本常一とあるいた昭和の日本 6 中国四国 3』(/農山漁村文化協会/2940円)【→amazon
民俗学者宮本常一が監修した幻の月刊誌『あるくみるきく』を地域別・テーマ別に編んだ昭和日本の風土記集。6は、倉吉、佐田岬半島、瀬戸内ほかを掲載。
 
気候と人間の歴史・入門 【中世から現代まで】

気候と人間の歴史・入門 【中世から現代まで】

★『気候と人間の歴史・入門−中世から現代まで−』(E.ル=ロワ=ラデュリ/藤原書店/2520円)【→amazon
気候は人間の歴史に、どんな影響を与えてきたのか?アナール派の重鎮が明快に答える、画期的入門書。
 ★『日本のモダンインテリアはここから始まった−ACTUS日本の「家具」を「インテリア』(アクタス/ダイヤモンド・ビジネス企画/1575円)【→amazon
1974年、まだまだ日本にモダンインテリアが流行する以前、IKEAが日本に進出していたことを知っていますか。その立役者だった一企業アクタス。オリジナルのインテリア、雑貨、スタイルブックの作成など常に日本のモダンインテリアシーンのトップを走り続ける、彼らの「日本の家庭に“幸せ”を届ける」40年の軌跡を綴る。
 
ぼくたちは何を失おうとしているのかーホンネの生物多様性 (樹林舎叢書)

ぼくたちは何を失おうとしているのかーホンネの生物多様性 (樹林舎叢書)

★『ぼくたちは何を失おうとしているのか−ホンネの生物多様性−』(関口威人/人間社/1470円)【→amazon
生物多様性って、そもそも何?それって「ある」からどうなの?「ない」と、どう困るの?門外漢の素人には、とても分かりにくい。腑に落ちない。しらじらしく感じられる環境問題を、分かりたい!しかし、アマゾン奥地や東南アジアの森にまで行く余裕はない。だったら歩いて行ける範囲で答を探そう。当てがあるわけではないけれど、何とかなるさ―という意地だけで歩きはじめた著者は、職人、農家、林業家、学者など身近な人たちに、行き当たりばったり話を聞き、そして考える。そこから人間と生物との関係、環境問題の深みが見えてきた。
 
万年筆ミュージアム―歴史と文化に触れるモノ造り

万年筆ミュージアム―歴史と文化に触れるモノ造り

★『万年筆ミュージアム−歴史と文化に触れるモノ造り−』(渡辺順司/写真・解説/丸善プラネット/3990円)【→amazon
万年筆の付加価値を歴史と文化、そしてモノ造りという観点から新たに捉え直す。また、万年筆を超えて歴史と文化、そしてモノ造りのエッセンスへと言及する、マーケティング視点からの万年筆論。