『ルポ貧困大国アメリカ 2』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書)

★『ルポ貧困大国アメリカ 2』(堤未果/岩波書店/756円)【→amazon
経済危機後のアメリカでは、社会の底割れが加速している。職がないにもかかわらず、学資ローンに追い立てられる若者たち。老後の生活設計が崩れ、絶望の淵に立たされた高齢者たち。いまや中間層の没落が進んでいるのではないか。オバマ登場で状況は変わるのか。人びとの肉声を通して、アメリカの今をビビッドに切り出すルポの第二弾。
 
キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero)

★『キャラクター精神分析−マンガ・文学・日本人−』(斎藤環/筑摩書房/1680円)【→amazon
涼宮ハルヒ、多重人格、いじられキャラ、DOB君、サンリオキャラ、Twitter初音ミクせんとくんAKB48―。キャラ文化の諸相を横断し、究極の定義を与える。10年代の批評言語を刷新する画期的論考。
 ★『宮本常一とあるいた昭和の日本 17 北海道 1』(/農山漁村文化協会/2940円)【→amazon
民俗学者宮本常一が監修した幻の月刊誌『あるくみるきく』を地域別・テーマ別に編んだ昭和日本の風土記集。17は、冬・春・夏・秋の北海道、小樽、奥尻島ほかを掲載。
 
全学連と全共闘 (平凡社新書)

全学連と全共闘 (平凡社新書)

★『全学連全共闘』(伴野準一/平凡社/840円)【→amazon
ほんの四〇年ほど前まで、日本には、革命運動に身を投じる若者が大勢いた。どれだけの若者がそれを今、すんなり納得できるだろう。どうして、学生運動は起こったのか―。遅れてきた世代の著者が探る、六〇年安保から東大闘争への軌跡。希望と怒りに彩られた、もう一つの学生運動史。
 
アイデアのつくり方

アイデアのつくり方

★『アイデアのつくり方』(ジェ−ムス・W.ヤング/TBSブリタニカ/816円)【→amazon
60分で読めるけれど一生あなたを離さない本。《アイデアをどうやって手に入れるか》という質問への解答がここにある。