『日本の色世界の色−写真でひもとく487色の名前−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

日本の色・世界の色

日本の色・世界の色

★『日本の色世界の色−写真でひもとく487色の名前−』(永田泰弘/監修/ナツメ社/2100円)【→amazon
茜色(あかねいろ)、瑠璃色(るりいろ)、浅葱色(あさぎいろ)、萌葱色(もえぎいろ)といった和の色名と、ローズピンク、ターコイズブルーサックスブルー、モスグリーンといった西洋の色名のそれぞれを、由来となった事物、色名からイメージされる風景や動植物、鉱物等の写真で紹介した美しい「色名の事典」です。カラフルで美しい写真とそれぞれの色の解説が心地よく心に染み入るはずです。エピソードそれぞれの色のRGBやCMYKの数値も紹介しているので、それぞれの色を再現する際の目安になるはずです。写真集として、また配色や色決めの参考書として、手元に置いておきたい一冊です。
 ★『ニッポン時空写真館1930−2010 名所旧跡・街頭風景の今昔』(二村正之/誠文堂新光社/2940円)【→amazon
大正末期から昭和初期にかけて撮影された日本各地の写真を、同じアングルから撮影した現在のものと対比させて掲載。80年前の日本の景観と風俗がわかる。折り込みページ有り。
 
ニホンのクルマのカタチの話

ニホンのクルマのカタチの話

★『ニホンのクルマのカタチの話』(中村史郎/毎日新聞社/1680円)【→amazon
デザインで日本を元気に! 日産リバイバルの立役者で、世界的なカーデザイナーの著者が初めて書き下ろした、デザインマネジメントの極意と、ニホンのものづくりへの熱き想い。クリエーター、ビジネスマン必読の書。
 
庭園の謎を解く (GAIA BOOKS)

庭園の謎を解く (GAIA BOOKS)

★『庭園の謎を解く』(ロレイン・ハリソン/ガイアブックス/1995円)【→amazon
大規模な庭園や小規模な庭、歴史的な庭や現代風の庭、公共の庭や個人の庭など、あらゆる庭園めぐりに携えたい、使いやすい個人向けのガイドブック。頻繁に庭園を訪れている人でも、専門家の目を通して造園家の世界を見ることで新鮮な見識や楽しみを得ることができる。
 
檜 (ものと人間の文化史)

檜 (ものと人間の文化史)

★『桧 ものと人間の文化史』(有岡利幸/法政大学出版局/3150円)【→amazon
法隆寺東大寺伊勢神宮など、この木材でなければ長命を保てなかったと言われる。わが国の「木の文化」に重要な役割を果たしてきた樹木の生態から加工までたどる。