『昭和天皇−1945−1948−』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
- 作者: 高橋紘
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/07/16
- メディア: 文庫
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一九四五(昭和二〇)年八月一五日、「玉音放送」以後に昭和天皇はいかに戦後を歩み始めたか。現人神から象徴天皇への転換点で、天皇は自らの危機をどう乗り切り、主体的に動いたか。戦後天皇制を設計する上でのGHQの意図とは何か。本書は木下道雄『側近日誌』の解読を縦軸にしつつ、膨大な史料に依拠して描き出した歴史ドキュメントの傑作。天皇の地方巡幸を熱狂的に出迎える国民、新憲法制定過程と東京裁判の秘話など、象徴天皇の誕生を理解する上での必読の書である。
- 作者: アンドレイ・ランコフ,下斗米伸夫,石井知章
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2011/01/14
- メディア: 単行本
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大戦後の北朝鮮建国にあたり、旧ソ連の関与は決定的に重要であった。本書はその過程を、ロシア人である著者が冷戦終結後に公開された多くの一次史料と、独自のソ連系朝鮮人などへの聞き取りによる新史料をもとに詳細に跡づけ、現在の北朝鮮にみられる「世襲制」的な国家のありかたや、いまだ統一がなされない朝鮮半島の歴史、さらには東アジア冷戦史に新たな光をあてる。
地中海世界を彩った人たち―古典にみる人物像 (岩波現代文庫)
- 作者: 柳沼重剛
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 文庫
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古代ギリシア・ローマを中心とする地中海世界では、どんな人びとが活躍していたのか。アレクサンドロスやカエサルのような英雄豪傑、クレオパトラのような美女、ソクラテスのような賢者…。西洋古典文学に登場する多彩な人物を紹介し、古代の地中海世界とはどんな世界であったのかを講談調の語り口で生き生きと物語る。
- 作者: 橋本雄
- 出版社/メーカー: 勉誠出版
- 発売日: 2011/04/01
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室町・戦国期日本の国際意識を解明。明皇帝から「日本国王」に冊封された、歴代の室町将軍たち―彼らは素直に中国の華夷秩序を受け入れたのか。伝統的な日本の(中華意識)は本当に消え失せてしまったのか。唐物に当時の(中華)イメージを探り、外交の現場から幕府独自の対外観をあぶり出す。言説・伝説の世界を逍遙し、文化史や美術史の成果とも切り結ぶ、まったく新しい対外関係史。
- 作者: 森 功
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/05
- メディア: 単行本
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小沢一郎は黒か、白か!?「ここまで来ればしゃべらなあかん」「闇の政商」の告白からあぶり出す政官業「癒着」の核心。“政治とカネ”のリアルを描いたアンダーグラウンド・ノンフィクション。