『ファシズム』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
- 作者: 山口定
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/03/16
- メディア: 文庫
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複雑かつ論争的なファシズム概念を比較史的視点で思想、運動、体制の三側面から分析した本書は、ファシズムを学問的に考察する最良の書である。現在、ファシズム論をいかに構築するかを論じた補説と序文を書き下ろし、旧著刊行以来の研究史を踏まえて膨大な参考文献を追補した決定版。
- 作者: 神崎宣武
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2004/03/19
- メディア: 新書
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古代・中世の苦難に満ちた旅から、お伊勢参り・湯治など遊興性を帯びた江戸の旅へ。そこには、どのような社会の変化があったのだろうか?旅行記、浮世絵などの資料を駆使して旅の実態を浮びあがらせながら、その変化を促した社会の姿を描き、そこで生まれた生活文化が、実は現代に継承されていることを明らかにする。
- 作者: 花咲一男
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2000/01
- メディア: 単行本
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江戸時代の庶民を中心とした時代様相と生活環境を、絵画資料を主軸に展開させ、在りし日の姿を眼前に再現する。江戸時代は日常茶飯であったが、現在は廃れてしまった事柄を中心に取り上げる。94年刊を改装。
- 作者: 神崎宣武
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/12/16
- メディア: 文庫
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盃の酒を三口で飲み、それを三度繰り返す三三九度。日本社会では結婚式のみならず、「親子盃」「兄弟盃」「襲名盃」など、約束を固める儀礼として盃事が行われてきた。民俗学者であり現役の神主でもある著者が、ムラ社会の盃事からテキヤ・ヤクザ世界の襲名儀礼に至るまで、フィールドワークと文献を駆使し日本的契約の伝統を探る。小さな盃と酒から見たユニークな日本文化論。
- 作者: 白戸圭一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/04/07
- メディア: 単行本
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「貧しくてかわいそう」「部族対立が深刻」「発展が遅れている」…。アフリカに対する負のイメージは尽きない。しかし、それらはどの程度まで本当なのか?何が「事実」で、何が「誇張」なのか?アフリカの「悲惨さ」を強調するための人気テレビ番組の「やらせ」。事態を単純化し、誤解と偏見を煽る新聞報道…。アフリカ報道の最前線にいた記者が、日本人のアフリカ観を歪めてきたメディアの在り方を問い直しながら「新しいアフリカ」の姿を紹介する異色のアフリカ入門書。