『拙者は食えん!−サムライ洋食事始−』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

拙者は食えん!―サムライ洋食事始

拙者は食えん!―サムライ洋食事始

★『拙者は食えん!−サムライ洋食事始−』(熊田忠雄/新潮社/1575円)【→amazon
幕末~明治初期、初めて「洋食」に出会ったサムライたちの苦闘と感動の日々!読み出したら止まらない面白歴史エッセイ。
 
三陸海岸大津波 (文春文庫)

三陸海岸大津波 (文春文庫)

★『三陸海岸津波』(吉村昭/文藝春秋/460円)【→amazon
明治29年昭和8年、そして昭和35年。青森・岩手・宮城の三県にわたる三陸沿岸は三たび大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。大津波はどのようにやってきたか、生死を分けたのは何だったのか―前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。
 ★『図説日本の鉄道クロニクル−時代と技術で読み解く鉄道史−第4巻 戦争と鉄道−戦時下の鉄道と3大事件』(講談社/編 三宅俊彦/監修/講談社/1200円)【→amazon
昭和17年、初の海底トンネル『関門トンネル』が完成したが、戦況悪化により鉄道も戦時体制に、敗戦をむかえ戦後の混乱期には謎の鉄道3大事件がおこる。
 
自然と象徴―自然科学論集 冨山房百科文庫 (33)

自然と象徴―自然科学論集 冨山房百科文庫 (33)

★『自然と象徴−自然科学論集−』(ゲーテ/冨山房/1470円)【→amazon
普遍の人ゲーテは、詩人・文学者として知られ、その生涯を通じての自然研究は等閑視されることが多かった。本書は文学作品等をも含む全著述からの抜粋、訳出、系統立った編纂を試み、再評価の気運高いゲーテ自然科学の精粋をコンパクトにまとめあげたもの。
 
エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇

エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇

★『エイズを弄ぶ人々−疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇−』(セス・C.カリッチマン/化学同人/2310円)【→amazon
HIVエイズの原因ではない.アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」.一部の科学者を含むHIVエイズ否認主義者たちの奇妙な主張が,南アフリカをはじめとする国々のエイズ禍を引き起こした! 社会心理学者でエイズ問題に取り組む著者が,疑似科学と陰謀説の実態を明らかにし,否認主義に陥る心理を分析する.