『ヤクザ崩壊浸食される六代目山口組』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)

ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組 (講談社+α文庫)

★『ヤクザ崩壊浸食される六代目山口組』(溝口敦/講談社/800円)【→amazon
芸能人、スポーツ選手への暴行事件、ヤミ金振り込め詐欺貧困ビジネス…裏社会を騒がす暴力事件の主役は、六代目山口組を中心とするヤクザ組織から「半グレ」に移りつつある。警察は取り締まる術もなく、ヤクザは「シノギ」を次々と奪われる。日本暴力史に激変をもたらす「半グレ」集団の正体をレポートし、日本固有のヤクザ社会がその基盤から崩壊する様を、圧倒的取材力と筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろしハードノンフィクション。
 
妖怪学の基礎知識 (角川選書)

妖怪学の基礎知識 (角川選書)

★『妖怪学の基礎知識』(小松和彦/編著/角川学芸出版/1890円)【→amazon
鬼、鵺、土蜘蛛、豆腐小僧、天井嘗、垢舐…。日本人の想像力によって生みだされ、絵巻や物語に描かれてきた妖怪たち。いまも都市伝説などで再生されつづける「妖怪」とは何か?説話やお伽草子に描かれる妖怪や怪異、うわさ話のなかの妖怪、妖怪画の歴史、妖怪と娯楽の関係、妖怪の博物誌など、最新の研究成果を盛り込んで日本の妖怪文化に迫る。
 
アニメ・マンガで地域振興

アニメ・マンガで地域振興

★『アニメ・マンガで地域振興−まちのファンを生むコンテンツツーリズム開発法−』(山村高淑/東京法令出版/2400円)【→amazon
今なぜコンテンツツーリズムに注目が集まるのか? こうした流れは一過性のブームなのか? 若年層の旅に何が起こっており、何を意味するのか?人を惹き付けるグッズづくり、イベント企画の秘訣とは?埼玉県旧鷲宮町、長野県上田市宮城県白石市鳥取県境港市などにおける、アニメ・マンガをきっかけとしたまちおこしの経緯を具体的に紹介。「地域」「コンテンツ製作者」「旅行者」の三者の生の声を徹底した現地調査で取り上げ、 これら三者が生み出す新たな観光・交流の形を分析。単なる事例紹介にとどまらず、旅の本質を深く問い、 情報社会における観光まちづくり・地域振興の未来を占った本。 鷲宮商工会公認本。
 
神が愛した天才数学者たち (角川ソフィア文庫)

神が愛した天才数学者たち (角川ソフィア文庫)

★『神が愛した天才数学者たち』(吉永良正/角川学芸出版/780円)【→amazon
ギリシア随一の賢人ピタゴラス、死の間際まで図形問題に取り組んだアルキメデス、最後の魔術師ニュートン、数学の王ガウス、決闘にたおれたガロア…。数の謎に挑んだ数学者たちの生涯を辿れば、数学はぐっと身近になる。天才・異才の波瀾万丈のエピソードを紹介しながら、幾何学の誕生や現代数学の謎を解説。 2500年余の数学史をひもとき、教科書や参考書では分からない数学の魅力を伝える。
 
巨石巡礼―見ておきたい日本の巨石22

巨石巡礼―見ておきたい日本の巨石22

★『巨石巡礼−見ておきたい日本の巨石22−』(アスペクト編集部/編/アスペクト/1680円)【→amazon
ヘンな石、不思議な石、パワーのある石……。 日本には、見ておくべき石がこんなにあります。古くから信仰の対象になってきたような巨石や、その不思議な形で人々を惹きつけてきた石など、日本で見ておくべき巨石スポット22ヶ所を紹介する本です。石がもっとよくわかる解説文のほか、その石にたどり着くまでのガイド本でもあり、所在地や地図、問合先などのデータも掲載しています。