『高峰秀子との仕事 2 忘れられないインタビュー』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

高峰秀子との仕事〈2〉忘れられないインタビュー

高峰秀子との仕事〈2〉忘れられないインタビュー

★『高峰秀子との仕事 2 忘れられないインタビュー』(斎藤明美/新潮社/1470円)【→amazon
二十年余、ともに紡いだ仕事を軸に、大女優から授けられた数々の“宝物”を描く力作後編。「人間の絆」の尊さが胸をうつ。高峰氏ロングインタビューなど貴重な記録も多数収載。
 
悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)

悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)

★『悲劇の名門團十郎十二代』(中川右介/文藝春秋/998円)【→amazon
三百五十年にわたり歌舞伎界をリードしてきた市川宗家。十二人の團十郎はいかなる人物だったのか?舞台で刺殺された初代の血塗られたエピソード、「劇聖」と呼ばれる九代目の苦悩…。華やかな芸とスキャンダルに彩られた血筋を描く。
 
フランス的クラシック生活 (PHP新書)

フランス的クラシック生活 (PHP新書)

★『フランス的クラシック生活』(ルネ・マルタン/PHP研究所/840円)【→amazon
フランスの港町ナントで誕生し、もっともエキサイティングな音楽の祭典として世界に衝撃を与える「ラ・フォル・ジュルネ」。その仕掛け人ルネ・マルタン初のクラシック・ガイドをお届けする。「恋人と、きらめく街を歩く」「休日の朝、気持ちのよい二度寝に」「くたびれた帰り道」―仕事から遊び、恋愛まで、日常のシチュエーションにピッタリ当てはまる曲を紹介。音楽で生活を彩るフランス人ならではの柔らかい視点で、人生を豊かに、優雅に演出してくれる聴き方を提案する。すてきな音楽は、あなたのすぐ隣にある。
 
飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)

飛鳥の都〈シリーズ 日本古代史 3〉 (岩波新書)

★『飛鳥の都』(吉川真司/岩波書店/798円)【→amazon
舞台はいよいよ飛鳥へ。歴代王宮がこの地に営まれた七世紀、中国大陸・朝鮮半島の動乱に翻弄されつつも、倭国はいくつもの改革を断行し、中央集権国家「日本」へと変貌を遂げていった。推古即位の背景から大化改新白村江の戦い壬申の乱、そして大宝律令成立前夜まで。考古学の成果も視野に、激動の時代の実像を最新の知見で描く。
 ★『革命とナショナリズム 1925−1945』(石川禎浩/岩波書店/861円)【→amazon
協力と対立を繰り返しつつ、日本の侵略に立ち向かい、中国を大きく変えていった国民党と共産党。このふたつの政党を主人公として、人びとの意識や運動の実際、ソ連との関係などにも目を配りながら、革命と国家建設、日本との戦争の時代を描き出す。孫文の死から抗日戦争終結までの激動の二〇年。