木下黄太さんは原発事故の伝聞情報集めて「原発怪談集」でも出せばいいと思う。あとぼくは誰とも戦わない

 以下のテキストから。
神奈川県内で、妊娠女性が心臓に欠陥があった赤ちゃんを死産した話 - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」

さて、神奈川県内の話です(横浜や川崎よりは西)。メールで頂き、いろいろとお話もしました

この度、お知らせしたかったことは、私の親族のことです。
親族の女性は、震災の直前に子供を妊娠しました。
私は口酸っぱく、妊娠してるならその場にいるのは危険だと何度にもわたり言っていましたが
本人は気を付けて暮らしているから、と動く気配はありませんでした。
しかし、8月頃ごろから彼女と連絡が取れづらくなり、例えば赤ちゃんは順調か、とか性別は分かったのか?
という質問をメールでしても返事が一切帰って来ず、私も変だなとは思いつつも、                                どういう虫の知らせか、電話で話すのもなんとなく避けるようになり、
そのまま何も話さず、秋になってからわかりました。
 
赤ちゃんが心臓に問題があるらしく、またおなかの中で育っておらず、
たとえ生まれたとしても、長くは生きられないだろうと、医者に言われている、ということでした。
その後インターネット等で調べると、赤ちゃんの心臓等大切な器官は受精後9週間までに形成されるとのこと。
このため、妊娠初期のレントゲン等はとても気を付けますよね。
この大切な時期を首都圏で過ごさねばならなかったのです。
爆発直後にでも遠くへ逃げていない限り、避けられないこと、つまりは一般的には不可抗力の状態だったわけです。
何ヶ月後に、避難していたとしても、赤ちゃんの臓器はすでに作られているので間に合わなかったでしょう。
 
結果、赤ちゃんは、今月になっておなかの中で死んでしまい、死産となりました。
彼女も出血多量で一時危険な状態に陥ったとのことです。
 
もちろん、実際は放射能の影響ではないのかもしれません。
しかし震災直前に妊娠し、今月、出産予定日が近かった赤ちゃんが死産した、というのは紛れもない事実です。
 
私はこの夏、免許書き換えをしなくてはならないため、単身で1泊だけ東京を訪れました。
皆さん、なんら変わらぬ生活をされていたようで、これでは木下さんが訴えようと、皆さん耳を傾けたくないでしょうね、という感想を持って戻りました。
私も都内に住んでましたし、丸の内で勤務していたこともあります。そのステータスを捨てるのは惜しいという気持ち、分かります。。。
しかし、命あって、健康あってのことなのに、皆さん手遅れになってから気づくんでしょうかね
日本人って残念な国民ですね

 もちろん、この赤ちゃんの心臓死は、放射能が原因と断定できません。しかし、この赤ちゃんの器官の形成期と見られる時期が、被爆と重なるのは、事実です。死産となった赤ちゃんは、出産予定日の直前でしたが、体重も未熟児の重さだったそうです。                            さらに、ケースを集めていくしかありません。こういう作業を妨害する輩とは徹底的に戦うしかありません。何がおきつつあるのかはっきりさせることが最も大切です。僕はそう思います。

 神奈川県の出生数は、2011年9月中で6671人。不幸にして死産だったかたは、日本の死産率は1%ぐらいなので、60〜70人ぐらいですかね。それ、みんな放射能のせいだとでも…断定できませんよね。
 劣化ウラン弾のときの、「自衛隊員に奇形児が」というデマもそうだったけど、そういう「根拠の曖昧な伝聞情報」に関しては、定量の需要はあって、物語として興味を持つ人はそれなりにいると思うので、木下黄太さんはそういうの集めて「実話怪談集」でも出すといいんじゃないかと思う。「この本に書かれていることはすべて実話です。証拠はないけど、伝聞情報を実話だと私は判断しました」って前書きつきで。
 はてなブックマークから。
はてなブックマーク - 神奈川県内で、妊娠女性が心臓に欠陥があった赤ちゃんを死産した話 - 放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」

Mochimasa これはひどい, 原発
いくら体験談を集めても放射能との因果関係は証明できないのに。

imo758
ひとつだけ言えるのは、こういった類の話は、これから最低何年かは止まらないだろう、ということだ。統計にもかけずにいろんな断定や誘導をしているのはひどいが、それで止まらない人は絶対に出続ける。

Shinjo812 これはひどい
放射線の影響と断定できないと言いながら、何の根拠も無く実質断定している。更に酷いことは、これを拡散させようとしていること。3/11の震災を経たにも関わらず何も学習していない見本のような文章。

 木下黄太さんが「ケースを集める」ことを妨害するつもりはないので、ぼくのほうでは徹底的に戦いません
 いい本ができるといいですね。