「朝日新聞に勤務している記者さんの楽しいブログ」に関するまとめサイト

lovelovedog2005-02-06

↓何かもう、こわれてしまった「やさぐれ記者」じゃなくて、えーと「しがない記者日記」ですが
しがない記者日記
まとめサイトができたのでご紹介しておきます。
幻影随想: 「しがない記者日記」騒動まとめ
[憲法を旅する] <1> お遍路と平和
まぁ、あとは適当にトラバたどったりしてみると、いろいろなところがいろいろなことを言っていると思います。
俺も給料をもらっている人なので、雇用主とか業務に関する言及はできないんですが(できない、ってことはないんだけど、面倒くさい)、でもってだいたいどういう話をしてないか、ってことでどういう仕事しているかわかっちゃうかもしれないんですが、自分の素性がバレないと思って(そういうのを隠して)、自分の会社の社員(記者)や業務(記事)を擁護する方向のテキストを公開しているこの記者のライフスタイルはいろいろ参考になるかもしれません。いや本当に朝日新聞社っていい会社なんだなぁ、というのが俺の率直な感想です。内部告発の記者会見を泣きながらする人のいる職場よりも、嘘か本当かわからない(一部は完全に誤報であることもわかっている)記事を書いた記者を、政治家や世間の批判・告発から守ってくれる会社のほうがいいですよね。ただ、朝日新聞はそういう「内部に甘い」会社には厳しかったような気もしてたんですが…三菱とか…。

日本の昔の風景が死ぬほどあります

宮本常一データベース
昭和30年代の、日本がまだ農業国だった時代の農村の風景を中心にした白黒写真がたくさん。どこか懐かしいけど、とても日本とは思えないようなものもあったり。
宮本常一というのは、名前しか知らなかったけど、その映像的業績がこのような形で全部ネット上で閲覧できるようになっているとは。こういう昔の写真をもっと見たいです。
本日の画像は、そんな中から、昭和31年に撮られた千葉県の町並み。なんか、ちょっと窓枠とかを取り替えれば時代劇の宿場町のセットになりそうです。

民衆法廷って、やはり「法廷」じゃないんじゃないかと思った

たのしい国際戦犯民衆法廷(←若隠居の徒然日記)
この「法廷」の仕組みについて、あまり知らない人のための解説。しかしやはり、

(d)裁判部は、蓋然的価値より、公正な裁判を実現する必要性が上回る場合は、証拠を排除することができる。

という一文はステキでした。「証拠を排除して実現される公正な裁判」というのは、俺の既知外な考えです。こういう制度ですら「黙認」している現在の日本の国のありかたに対して、改めて感謝すると同時に、こういう制度を「支持」していて、現在の日本の国のありかたに異議があるかたがたには、あんまり日本の政治をまかせたくない気がフツフツと。

(少し古い)『テキヤ』『しぶとい戦国武将伝』『江戸東京古地図 どんな町?どう変わった?』

trcの新刊情報案内にもとづく、本日の読みたい本・おすすめ版。どんな内容の本かに関しては、リンク(「」印のところ)をクリックすると分かると思います。本の注文は、trcの関連会社ってことで、bk1(http://www.bk1.co.jp)をご利用してあげてください。【→bk1というところをクリックすると、簡単に該当する書物がオンライン注文できます。


テキヤ』(松元健治/創栄出版 星雲社(発売)/1300円)【→bk1】【→amazon
誤解されがちなテキヤの人たち。不良上がりで、見た目はとっぽいけれど、本当はみんないい人ばかりなんだ。


『しぶとい戦国武将伝』(外川淳/河出書房新社/1600円)【→bk1】【→amazon
保身、裏切り、脇役、転身、執念、復活、隠棲…戦国乱世の真っただ中、是が非でも生き延びるというテーマを最優先させて、死にものぐるいで戦場を駆け巡った男どものあっぱれな生き方死に様。大リストラ時代の福音の書。


『江戸東京古地図 どんな町?どう変わった?』(正井泰夫監修/幻冬舎/1000円)【→bk1】【→amazon
日比谷、銀座、新宿、渋谷、永田町、六本木、品川、浅草…世界の大都市・大江戸八百八町、400年の歴史を散歩する。