↓コラムの言葉尻
ある新聞社の主催する経済関係の出版文化賞に、経済学者の森嶋通夫氏が内定した。担当者が電話で「おめでとうございます」と受賞を知らせた◆森嶋氏は電話口で答えた。「おめでとうとは受賞が光栄な場合に第三者が使う言葉で、もらって頂けますかと言うべきです」。相手は言い直した。氏は「欲しくありません」と断った
これは孫引きです。しかしこのあとの「不幸にして最悪の事態が起きれば、白旗と
赤旗をもって平静に
ソ連軍を迎えるほかない」という、シビア&クールすぎて今の日本の言論では批判的にしか語れない言葉のほうが有名な、不幸な人ですね、
森嶋通夫氏は。