世界に対する「解釈」が「理解」を阻害している

世界は事実・真実によって構成されていることを理解したうえで、それの解釈は人それぞれである、ということをなるべく両論併記とか相互理解のためのやりかたを使って伝えることが歴史認識の幅を広げる、という結果になる。韓国の人にしてみれば、日本人はひどいことをした、という歴史認識はあるかもしれないが、それはまた一つの、あくまでも世界を理解するための方法であり、唯一の方法ではないことは常に考えていなければならない。日本人の場合も、「韓国には悪いことをしたかもしれないが、いいこともした」ということについて、韓国の人に伝えるためには、反日な韓国の人に「お前の世界認識は間違っている」というだけじゃ駄目だろう。