『JR山手線物語 心のふるさと東京ガイドブック』
『JR山手線物語 心のふるさと東京ガイドブック』(関根光男写真と文、そうよう)(→bk1)(→amazon)(→書籍データ)
山手線の駅ごとに、その周辺の記念物とか神社とかの紹介を併せて、とりあえず一周してみるみたいな構成で、大崎から品川まで、どこか妙にレトロな写真(白黒なのでよけいレトロです)と、小中学生あたりが読者対象っぽい街の歴史紹介で、学校の副教材みたいな感じで読むことができました。コンセプトや書かれた内容などから、1970年代あたりの本の再刊みたいな感じがするんだけど、違うのかな。もう少しレトロ方向で徹底してみたほうが面白かったかもしれないです。しかし山手線の駅とは言っても、個々のエピソードが豊富なのもそうでないのもあるわけで、一番短いのは見開き2ページなんですが、長いのはその数倍ということで、バランス的にはあまりよくないです。途中で同じような事物の紹介も多いので、飽きてしまうし。