いわゆる「ポジショントーク」の是非について俺の頭のうしろの口が言ってみる

そろそろこの話をしてもいいかな、と思ったのですることにします。
以下のところがあれこれ見ると便利。
はてなブックマーク - タグ naoyaff12事変
俺が見たのは、以下のところの時点まででした。
音楽配信メモ クリエイターは「批評されること」そのものを問題にしているのではない
FF12の出来とか、批評の是非とかありかたは、語ると長くなる上、みんなと同じようなことしか言えないので置いておいて、最近ネットで見た「批評・紹介」がらみで面白かったのは、以下のテキストでした。
Sound and Fury.::メルの本棚。:[雑文]『「かわいい」論』を擁護する
これは前にも言及したことがあるので、それ以外では、こんなのとか。
漫棚通信ブログ版: 悲しい本「手塚治虫=ストーリーマンガの起源」

よっぽど無視しておこうかと思ったのですが、読んでいてあまりにあきれてしまったので、ひとつきっちり書いときます。

ということで、これは竹内一郎手塚治虫=ストーリーマンガの起源』に対する批判テキストです。
で、上のテキストを読んで気になったのは、以下のテキストを読んだからだったのでした。
大丈夫日記(よしだまさし)

2006.3.28(火) 縄田一男くんに感謝!
▼中田さんよりのメールで週刊朝日に『姿三四郎富田常雄』のブックレビューが載っていると知らされる。縄田一男が1ページを使って絶賛しているというので、キオスクで買って電車に載る。さっそく読む。いや、いくらなんでも、これ、褒めすぎ。でも、すっごく嬉しい。また読む。ああ、嬉しい。嬉しすぎて、涙が出そうになる。縄田くんが、本気でこの本を応援しようとしているということが、ひしひしと伝わってくる。

うわぁ、こんなにはっきり「隠しポジショントーク」の話をしている人は滅多に見ないので驚いた。
で、
1・「大丈夫日記」の人がFF12を作った人で、創作物に対する「隠しポジショントーク」を日記で暴いてたらどうだったろう
2・「漫棚通信ブログ版」の人は、竹内一郎氏と裏で何か「ポジション」があるのだろうか(以前喧嘩したとか)
ということを考えたのでした。
ポジショントーク関連では、以下の5つが考えられます。
1・自分のポジションを明らかにして、あるものをほめる
2・自分のポジションを明らかにして、あるものをけなす
3・自分のポジションを隠して、あるものをほめる
4・自分のポジションを隠して、あるものをけなす
5・自分のポジションと関係あるものについては言及しない
まぁ「5」はともかく、ネット上での最近の主流は、「1」が多いんじゃないかなぁ、と思ってます。で、一番批判される言動としては多分「4」かな。具体例としては「東浩一郎」さんがその「左寄りの人」の典型的な例だったりするわけですが。
東浩一郎 平凡な一般市民 - Google 検索
で、「ポジショントーク」は結局、いいことなのか悪いことなのか、なんですが。
言及している人と、その対象物による(ケース・バイ・ケース)、かなぁ、とか。