『時をかける少女』の功介と千昭がキモオタだったらと夢想する。ていうか映画にアキバ系キャラ少なすぎ

(以下のテキストにはネタバレありなので、映画をまだ見ていない人はご注意ください)
 

あたし、紺野真琴、17歳。親友は、オタク友達の功介と千昭。いつまでもずっと3人一緒だと思ってた。

で、「高校生友情割引」で『ローズ・イン・タイドランド』(テリー・ギリアム)見たり、新橋文化の洋画3本立てに行ったり、論創社の翻訳ミステリーが置いてある図書館を探したりする(高校生なので自分で買うほどお金ない)。
クラスの他の奴らには当然「キモッ」とか言われてる。千昭はデブでオタク臭い。

友梨 千昭くんってさぁ、休みの日とか何してるのかなぁ。まさか、一日中アキバ行ってる訳じゃないよね。

千昭 どうしても欲しいエロゲがあったんだ。…どれだけ遠くにあっても、どんな場所にあっても。

「発売は延期になりました」という紙がポスターに貼ってある、メッセサンオーの前で。
で、未来人は「ししし信じられないかもしれないけど、ぼぼぼ僕、未来から来たって言ったら、わわわ笑う?」と、タオルで汗拭きながら言う。
ああ楽しそうな映画だ。客入らないと思いますけどね。
実は現在、『時をかける少女』は、ものすごい勢いで女性客が増えている様子(ただしオタク女子)。

コミケ一緒に行くって言ったじゃん!!」
「…スマン」
「私のバニーガール姿見たくないってのね!?」
「……ゴメンそれちょっと見てぇ*1

*1:ぼくはどちらかというと果穂さんのがいいです