『古代都市・封印されたミステリー 現代に残された謎に迫る』

古代都市・封印されたミステリー 現代に残された謎に迫る (PHP文庫)

古代都市・封印されたミステリー 現代に残された謎に迫る (PHP文庫)

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クレタ島クノッソス宮殿や、中米テオティワカンのピラミッドの遺跡は、かつて地球上で繁栄を謳歌した“古代都市”の産物である。しかし、これらの遺跡の研究成果や神話、伝説を掘り下げると、現代科学でも解けない謎が満ちている。ナン・マドールはムー大陸の遺跡か?ノアの洪水伝説とニネヴェの遺跡は同一か?…夢とロマンに満ちた古代都市のとっておきのミステリーを紹介する。
【感想】こういう「古代都市」ものについて書かれている雑学系の本に関しては、つい手に取ってしまう習慣がついてしまったのが我ながら難儀です。毎年何十冊も出ているんだけど、基本的に「富士山の2〜3合目」ぐらいのところでとどまってしまうのですな。基本文献が限られているため、「伝聞の伝聞」情報がぐるぐる回っている状況というか。とりあえず、どこそこにこんな謎の石像が、とか、謎の建築物が、というような、物証の「紹介」みたいな本より深く何かを語っている本を見つけるカンを鍛えないといけないですよ、俺。じゃないと中学生の読書だ。