最近少し限界を感じる

 最近どうもアクセス数に関する限界を感じるようになりました。
 ブックマーク数でもいいのですが、どうもぼくには基本的に「煽り体質」というか、ルサンチマンというか、「ここにこのような怒りの対象があるので、みんなも怒るように。ぼくも怒る」というテキストがうまく書けないのですね。書けるのは「ここでこんな風に怒っている人がいる。みんなその人を面白がってくれるといいのだが」というようなシニカルテキストぐらいで。
 やはり世の中には「煽られたい」と思っている人のほうが圧倒的に多いようなので、徐々にそういうテキストにしてみようか、とも思いますが、そこまでして別にアクセス数を稼がなくても、という数字でもあるのが微妙なところ。
 さらに問題なのは、ぼくが面白いと思って書いたテキストがそんなに人気がなくて(最近のだと「ベロ藍と北斎の、そしてガガーリンの青」とか)、適当に流した時事テキストが人気あったりすることで、いろいろ考えるともう、本当に日記とかメモみたいな、読者を意識しないテキストを書けたら楽だろうなぁ、とか思ってしまうわけです。
 年に何回かは、そんなことを考えます。