史料・資料の閲覧が楽になりそうな予感

 以下のニュースから。
沖縄戦資料室を強化/沖縄担当相 ネット閲覧可能に沖縄タイムス2007年12月26日)

 【東京】岸田文雄沖縄担当相は二十五日午後、「教科書検定撤回を求める県民大会」実行委員会の仲里利信委員長ら幹部と会談し、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する教科書検定問題に絡み、内閣府が所管する「沖縄戦関係資料閲覧室」(東京都港区)の機能を強化する方針を明らかにした。
 内閣府によると、同閲覧室が所蔵している沖縄戦に関する公文書約一千二百九十点をインターネットで閲覧できるよう、関係経費千九百万円を二〇〇八年度予算に計上した。また、同室を国会図書館に隣接する永田町合同庁舎に移転し、利便性を向上させる。広さも約二倍に拡大する。岸田沖縄相は「ネットなどで幅広く活用してもらえるようシステムの拡充、強化を考えている。この(教科書検定)問題にできるだけ資する努力をしたい」と述べた。
 実行委の玉寄哲永副委員長(県子ども会育成連絡協議会長)は「沖縄戦をもっと正確にとらえるため、新しい証言を収集することもしてほしい」と体験者の証言収集強化の必要性を訴えた。
 実行委に同行した安次富修衆院議員は「全国の高校で(慰霊の日の)六月二十三日は沖縄にとって特別な日だと教育するなど、今回の問題を契機に新しい取り組みをしてほしい」と要望した。
 一方、自民党沖縄振興委員会の山崎拓委員長は実行委に、教科書会社からの訂正申請を受けた教科用図書検定調査審議会が近く公表する結論で、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制記述が「ほぼ検定前に戻るのではないか」との見通しを示した。

 具体的にどういう資料・史料が見られるとか、見やすくなるかは不明なんですが、ちょっとメモとして。