漫画に「長期作品だが絵しか長所のない」ものなんて存在しない

 ひさびさに、見出しは演出です。
 以下のコメントから。
誰が漫画の責任を取るのか - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記(コメント欄)

質問 2008/07/18 00:14
猫村さん」単品と「同規模売り上げの漫画」単品をただ並べても意味はないのでは・・・
「画力は猫村くらいで十分」と絵のレベルを作り手が下げたとき、「これなら買わないよ」といわずに居残ってくれる読者(売り上げ率)はどのくらいだと思われているのでしょうか、という話ですよね。10%ですか? 20%?
仮に二割の購買量なら確かに「目立つ」量とはいえますが、目立つもなにも残りが消えてなくなってしまうのではそれは単に「購買量の激減」です。
志望者が多少増えても、市場が八割減すれば業界は死にますよ。
猫村」と、例えば今ある「長期作品だが絵しか長所のない某作」の売り上げ比率、どちらが漫画というジャンルに有効でしょうか。多少不健康でも即死よりはマシかと思いますが。
lovelovedog 2008/07/18 23:27
「今ある「長期作品だが絵しか長所のない某作」」というものの具体例が思い浮かばないので、回答が難しい質問なのでした

 ということで、消費者として漫画にくわしい人はこのエントリーのコメント欄で教えてください。各人の中で、これは「長期作品だが絵しか長所のない」と考えている作品募集中です。漫画にそれほどくわしくないぼくには、そのようなものの作品名を挙げることができないのだった。
 これが、絵はそれほどでもないけれども、話に長所があって長期連載になっている、という作品ならいくらでも、とまではいわないにしても、いくつかは思いつくことができる。
 あと、長期連載になっているものの具体例として、たとえば、
ゴルゴ13
こち亀
美味しんぼ
 とか、他にもいくらでもあるだろうけど、漫画における「絵の長所」とは、どちらかというと「(センス・画力などの面から見て)うまい絵」というわけでもないみたいなので、そういう意味での「長期作品だが絵しか長所のない」漫画は存在するかもしれない。でも例に挙げた3作品は、別に話がつまらないということもない(話にも長所がある)と思いますが。
 一応「長期作品」の基準というとどのくらいなんだろうなぁ。20巻以上だとけっこうぼくが知らないのがありそうなので、50巻以上、ということにしておきますか。
 猫村さんも20巻ぐらい続くと、さすがにこれはどうか、と思えてくるような気がする。
 
(追記)
 こういう質問は「人力検索はてな」を利用してみたほうがよかったのかな。