最近の漫画は元気なのかどうかがわかるたった一つの方法

 見出しは演出です。
 とりあえず、メジャーと思われる少年誌が定期的に行なっている「新人賞」の応募総数の増減がどのような感じなのか、を見るといいかな、とか。
 それも、3年・5年・10年前に比べて、増えてるか・減ってるか。
 まぁ、雑誌の部数が落ちているので、それに見合う程度には減っているとは思うんですが、それ以上の勢いで減っているとすると、漫画に未来はない、と言えるかもしれません。
 もっとも、文芸誌とか文学系の小説の投稿数は、部数がもうこれ以上落ちようのないところまで行ってても、そんなに減ってはいない(むしろ若干増えている?)ような気がするので、ひょっとしたら漫画の投稿数も増えているかもしれない。要するに、金が目的ではなくて、自己表現のために漫画という手法を選んでいる人も想定できるわけで。
 とはいえ、ある程度以上の部数の漫画雑誌だったら、商売としての漫画家を目指している人以外はあまり投稿しないと思う。漫画の場合は、同人誌市場というか、発表の場もありますから。
 今の気分としては、漫画に限らず、創作を通して自己表現と金銭的成功を目指そうとしているあらゆるものに未来がないような気がします。
 ライトノベルぐらいですかねぇ。まだ少し「伸びしろ」のありそうなジャンルとしては。
 
(追記)
 テキスト的にはあまりにも悲観的すぎるので、あとでもう少しなんとかしてみる予定。