国連の会議でたしなめられた女子高生が好きな奴ちょっと来い

 見出しはホッテントリメーカーで作りました。
 
 関係ないけど「エルフェンリート」OPの歌詞(lilium)とその意味がわかったよ。
エルフェンリートOP

Os iusti meditabitur sapientiam,
et lingua eius loquetur iudicium.
Beatus vir qui suffert tentationem,
quoniam cum probatus fruerit
accipiet coronam vitae.
Kyrie, ignis divine, eleison.
O quam sancta, quam serena,
quam benigna, quam amoena.
O castitatis lilium.

 なんという名曲。
 
 で、産経新聞の記事なのですが、以下のところから、
たしなめられた高校生? - Imaginary Lines
 以下のところへ。
【主張】子供の権利 わがまま許す条例は疑問 - MSN産経ニュース
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 家庭のしつけや学校の指導を難しくするような条例づくりが全国に広がっている。広島市でも子供の権利条例の制定作業を進めている。こうした条例は権利をはき違えたり、わがままを許す風潮を助長している。慎重に検討すべきである。
 子供の権利条例をつくる自治体が出始めたのは、日本が平成6年に国連の「児童の権利条約」を批准してからだ。
 条約の目的は18歳未満の子供たちを飢えや病気などから保護することである。だが問題は、こうした本来の目的を外れて特定の政治的狙いのために子供の「意見表明権」といった権利ばかりを強調するケースが多いことだ。
 例えば、京都の高校生らが国連児童の権利委員会で「制服導入は意見表明権を定めた条約に違反する」と訴え、海外委員から「制服もない国の子供に比べて格段に幸せ」などとたしなめられた。
 また「思想・良心の自由」などの規定を盾に卒業・入学式の国旗・国歌の指導を「強制」と反対する例も各地でみられ、埼玉県所沢高校で生徒会や教職員が校長主催の卒業式をボイコットする問題も起きた。「プライバシー尊重」は家庭のしつけを妨げかねない。
 条例を制定した自治体でも審議過程では反対が強く、高知県の条例では「休む・遊ぶ権利」に対して「甘やかすな」などの批判が出て削除された。昨年条例を可決した札幌市では、「一部教職員が子供の意見や権利を利用して学校現場を混乱させるおそれがある」などの反対意見が噴出した。
 広島市は昨年、条例の骨子試案を公表し、市民から意見募集している。骨子には「学び、遊び、休息すること」などの権利のほか、意見表明権などもある。これに保護者や学校関係者から指導しづらくなるなど懸念の声が強く、反対の署名活動も行われている。
 広島市は「子供が健やかに育つための取り組み」などと説明している。だが、目的や条文が曲解され、教育に弊害が大きいことは過去の例にある。懸念は当然だ。
 最近の条例制定の動きは子供が被害に遭う事件や、いじめ、児童虐待などが背景にあるようだ。
 だが、いじめや虐待防止には、親子の愛情や思いやりの心を育てることこそ重要で、時には厳しくしかる、毅然(きぜん)とした教育が今ほど必要なときはない。それを妨げ、縛る条例は極めて疑問だ。

 いろいろ調べなければならないことが多いみたいです。
★★★ 日本再生ネットワーク 「ニュース保存用」 ★★★ : ◆高知こども条例 議会の見識を示した修正  平成16年7月27日(火) 産経新聞

 都道府県で初の高知県こども条例が県議会で採択された。子供の権利に偏重した原案は一部修正され、少しバランスを取り戻した。
 今年二月県議会に県が提示した条例案では、子供の「休む・遊ぶ権利」が認められ、子供の意見が大人と同等に尊重されるとしていた。これに対し、保守系会派から「権利ばかりが強調され過ぎて、子供を甘やかす」といった批判が出された。その結果、「休む・遊ぶ権利」規定は削除され、「大人と同等に」は「適切に」という表現に改められた。
 妥当な修正である。議会の見識が示されたことを評価したい。

 これは県議会の議事録などを見ればいいのかな。
 こんなのとか。
高知県こども条例

04年2月、条例案が議会で継続審議となり7月議会で「第2章第7条休む・遊ぶ」を削除した修正案が可決されました。条文は成長過程に沿って構成され、「第3章夢をもつ」は他の自治体にはない項目です。

高知県議会「平成16年  7月 定例会(第279回)-07月26日−05号」から。

21番(黒岩直良君) 私は、21県政会を代表いたしまして、2月定例会において継続審査になっております277第28号「高知県こども条例議案」に対する修正案に、賛成の立場から討論を行うものであります。
(中略)
 ついては、そのために次の3点について修正すべきであると考えます。まず、第7条の削除についてであります。第7条には、「こどもは、自分自身を探し、豊かにし、生きる力を養ったり、ありのままの自分でいられるように、ゆっくり休んだり、遊んだりすることができます」とあります。確かに、子供にとっては、休むことや遊ぶことは、学ぶこととともに子供の成長にとって大切な要素であります。また、とりわけ第7条に込められた思いは、例えば不登校の子供にとっては、時には休むことも必要であるというように、子供の健全な成長過程において時には子供にも必要な休息を認めようということであると思います。
 しかしながら、この条例が18歳未満の子供という幅広い年齢を対象としていますことから、これらの言葉はその年齢に応じてさまざまな受けとめ方がなされ、残念なことに、休むことができる、遊ぶことができるという言葉が学校現場などでひとり歩きし、かえって子供の健全な育成を阻害する懸念があるのではないかと思われます。したがいまして、このような誤解や誤った使い方をされないよう、この条文を削除するといたしたところであります。
 次に、第8条の修正でございます。この条文には、2つの修正すべき点がございます。まず、第1点といたしましては、「その妨げとなる身体的及び精神的に有害な環境」という言葉の意味が非常に抽象的であり、余りに幅の広い表現ではないかということでございます。この有害な環境としての第1番目に想定しているのは児童虐待などの非常に危機的な場合であると受けとめておるのでありまして、この表現をより具体的かつ明確にすることが必要であると考え、「児童虐待をはじめ」という言葉と、そのような有害な「環境に直面している場合は」という言葉を追加したものであります。
 以上の点を修正して賛同を求めるのでありますが、この条例案は子ども権利条約の基本理念も反映され、高知県独自の目的や基本方針を定めており、子供の権利や義務、擁護や健やかな成長と人間としての尊厳を有する人格形成の基本が定められております。さらに、目的とする夢や地域の文化や産業の重要性を位置づけて家庭、学校、地域の役割等も明記されており、高知県が目指す条例として子供の視点に立って進めていくものであります。
 何とぞ議員各位の御賛同をいただきますようお願いをいたしまして、賛成討論といたします。
 (拍手)

県こども条例が修正可決 日本共産党と緑心会は賛成

子どもの権利条約」の理念を生かす「こども条例」が、都道府県レベルで全国で初めて7月26日の県議会で修正可決しました。賛成は21県政会、日本共産党と緑心会、県民クラブ、県政新風会、市民の声。自民党公明党は反対しました

高知県こども条例
 それはともかく、今のところ問題になっているのは、以下のテキスト。

例えば、京都の高校生らが国連児童の権利委員会で「制服導入は意見表明権を定めた条約に違反する」と訴え、海外委員から「制服もない国の子供に比べて格段に幸せ」などとたしなめられた。

 これは既成事実(実際にあったこと)なんでしょうか。議事録とか残ってないだろうから、関係者の証言でしか確認できない。公式・半公式なテキストがあったら教えてください。
 引用した「たしなめられた高校生? - Imaginary Lines」のサイトでは、以下の見解を採用しています。
読売新聞 抜書き

 委員の実際のコメントは「国際社会の面前で発言できたのだから、君たちは幸せ」「私たちが皆さんの発言によって変わったように、皆さんの周囲も変わる」だったという。日本の審査で議長を務めたカープ委員も同年十二月に来日した際、発言を改めて称賛し、「心ないメディアが彼らをおとしめた」ことに憤りを表明した。

はてなブックマーク - エクストラレポート・ブックマーク はてな分室 - 2009年2月22日

 baisemoi_bullet 国連児童の権利委員会での制服の話にしてから、今頃週刊文春の捏造記事を実際の発言も確認せずコピペする産経クオリティ。国連委員の発言内容は「ここで語れる幸運」「その幸運を抑圧の改善に活かしてほしい」

 これだけだと何なので、他のところからも関連テキストを拾ってみました。
女子高生は恥をかいたのか?(ライタ−兼大学院生のてっちゃんニュ−ス)

 その中で、「国連で恥をかいた女子高生」という見出し(p79)があります。これは言うまでもなく、昨年の国連での発言を取り上げています。ここの部分では、「制服を押しつけるのは人権侵害だ。日本では子供の自己決定権が認められていない」と訴えました、と記されています。
 おそらく、これは桂高校の生徒有志(当時)の一人が発言した一部だと推測されます。しかしながら、彼女は「日本では子供の自己決定権が認められていない」とは言っていません。「私たちの国ではこの「意見表明権」を間違って捉えている大人がたくさんいます」と言ったのです。また、「意見表明権は、意見を言うだけの権利として捉えられていることがあるのです。それで意見を聞いたつもりになっているのです。ここでも日本の大人の子どもの権利条約に対する意識の低さがよく分かります。だから私たちは意見表明権だけでは不十分だと思います。そこで自分のことを自分で決めれる権利、すなわち自己決定権を子どもの権利条約の中に入れていただきたいと思います」と、述べたのです。
 つまり、ここでの「自己決定権」の意味は、文脈から分かるように、「意見表明権」という表現では、意見表明権に無理解な日本では誤解されるので、誤解されない形ではっきりと条文化してほしい、ということです。「自己決定権」はその比喩的な一例です。

 なるほど。
Onlineねっとわーく京都

●府立桂高校にて(1)
全国114名の弁護団がサポート「高校生の意見表明権」――吉田眞佐子・弁護団事務局長に聞く
●府立桂高校にて(2)
自分たちが楽しみたくて 〈岡田耕輔

所沢高校 Non-Official 資料81100a

 *岡田 耕輔 氏 (御本人から送っていただいた紹介文をそのまま掲載します。)
    略歴 1979年6月13日生まれ  19才 双子座 AB型
        今年の3月、京都府立桂高校を卒業する。一昨年暮れから昨年にかけて起こった「桂高校制服導入問題」では、生徒会として、また、生徒有志として活動を行った。
        昨年10月の予備審査と今年5月の本審査の二度の国連審査に出席。予備調査では世界で初めて、子どもとして国連の公式会議に主体的に参加。国連への子ども参加の第一歩を開く。その活躍には世界各国のNGO組織から激励の手紙が届くなど、世界的な注目を集めている。
        現在は新☆子ども21世紀委員会(仮)の代表として全国的な子どものネットワーク組織を作成中。権利侵害を直接受けたものとして、その体験を生かし子どもの権利条約のいっそうの普及につとめている。
    ○裏面に、昨年の桂高校を紹介した新聞記事を載せておきます。

ふぇみん:記事から

☆子どもからみた子どもの権利 岡田耕輔
子どもたちが始めて意見表明
国連子どもの権利委員会予備審査 日本の実態を報告 京都・桂高校生徒有志

 その上位サイト。
JCA-NET
 …もう寝ます。