ひさびさに劣化ウラン弾に関するTV放映がある様子

タグ「劣化ウラン弾」を使ったのは、今年の5月以来だったのでした。
まっとうなブログとそうでないブログ。あとチェルノブイリとの比較(2006年5月14日)
ということで、テレビでひさびさに放映があるみたいです。
NHKスペシャル:調査報告・劣化ウラン弾〜米軍関係者の告発〜

8月6日(日)午後9時〜9時49分 総合テレビ

調査報告・劣化ウラン弾〜米軍関係者の告発〜

核廃棄物から作られ、極めて安い値段で高い効果を上げる兵器「劣化ウラン弾」。
イラクコソボなどの戦場の周辺住民たちの中には、ガンや白血病、先天性異常などに苦しむ人が増えている。その一方、劣化ウラン弾を大量に使い続けてきた米軍は「病気の原因となる科学的な根拠は見つかっていない」として、その危険性を否定し続けてきた。
しかし、最近になって米軍の内部からその危険性を訴える告発が相次いでいる。米軍の調査に協力したある科学者は劣化ウラン被爆した兵士の遺伝子に異常があることを突き止め、その事実を公表した。「劣化ウラン弾調査班」の班長を務めていた元陸軍少佐は、劣化ウラン弾による環境汚染を測定した内部のデータを初めてNHKに対して明らかにした。
また最近、劣化ウランの発ガン性や毒性などを示す科学的な研究報告も相次ぎ、米軍の主張は揺らぎ始めている。
番組では、米軍の劣化ウラン弾関係者への調査報道によって、長年、軍が隠し続けてきた劣化ウラン弾の実態を明らかにする。そして人命より経済性、軍事力が優先される米軍の深い闇を浮き彫りにする。

またNHK広島支局制作ですか。
劣化ウラン弾祭り世界大会、今年は広島であるみたいだし。
劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会

劣化ウラン兵器禁止を訴える国際大会
(広島:2006年8月3-6日)
 
主催:ICBUW(ウラン兵器禁止を求める国際連合
 
ウラン兵器禁止を求める国際連合(ICBUW)は、下記のような日程で、第3回国際大会を今年8月広島で開催いたします。今回の大会では、イラクをはじめ世界各地からウラン兵器の被害者を被爆地・広島に迎え、ウラン兵器の全面禁止と被害者への支援と補償を求めるアピールを、被害者とともに国際社会へ改めて強く発信したいと思います。また科学者、専門家なども招聘し、ウラン兵器による環境汚染と健康被害の問題、全面的・明示的禁止をめざす「禁止条約」締結に向けての戦略などについても、議論を深めたいと思います。
さらに、日本を含む世界各国での様々な動きや取組みについて相互理解を深めることにより、世界の仲間とのネットワークを強め、国際キャンペーンを大きく前進させるためのステップとしたいと思います。一人でも多くの方のご参加・ご協力を心よりお願いする次第です。

毎年新しい事実が少しずつ出てくるみたいなので、それはそれで楽しみです。
でもぼくが知りたいことはあまり出てこないのが、毎年残念です。
それは、イラク劣化ウラン弾が実際に使われた場所と、小児ガンを含むガン(特に肺ガン)の発生率について因果関係が認められそうなグラフとか図式です。
もう数年すると出てくるのかも知れないなぁ。
まぁ、テレビ放映のものは録画して、みんな見てみて感想を聞かせてください。