『危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒』『大山倍達外伝―「証言」で綴るゴッドハンド70余年の軌跡』『世界昆虫食大全』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

★『危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒』(横山茂雄編/新人物往来社/2,000円)【→amazon
食べるのが、怖い!ストリキニーネ入りのビール、緑青入りのお茶、焼き石膏入りの小麦粉…。現代日本もビックリの食品偽装が、すでに19世紀イギリスで問題になっていた。
大山倍達外伝―「証言」で綴るゴッドハンド70余年の軌跡

大山倍達外伝―「証言」で綴るゴッドハンド70余年の軌跡

★『大山倍達外伝―「証言」で綴るゴッドハンド70余年の軌跡』(基佐江里/(横浜)クリピュア;イースト・プレス〔発売〕/2,190円)【→amazon
活字メディアから大山倍達の実像に迫る。『月刊ワールド空手』に長期好評連載!極真カラテ創始者にして希代の巨人の肖像。「大山倍達総裁のちょっとイイ話」。
世界昆虫食大全

世界昆虫食大全

★『世界昆虫食大全』(三橋淳/八坂書房/5,800円)【→amazon
全世界の昆虫食(食用昆虫・昆虫加工品)を網羅し、それを国ごとに編纂した、第一級の昆虫食資料集成。本書に収録されている同定された食用昆虫は1900種以上。また引用文献は850を超える。

読みたい本・次点。
『富の王国 ロスチャイルド』(池内紀/東洋経済新報社/1,800円)
『ネアンデルタール人の首飾り』(アルスアガ,フアン・ルイス/新評論/2,800円)
『日本海軍の興亡(愛蔵版)―戦いに生きた男たちのドラマ』(半藤一利/PHP研究所/476円)
『スウェーデンボルグの「天界と地獄」―神秘思想家の霊的世界を解き明かす』(高橋和夫/PHP研究所/1,500円)
『三島由紀夫の死と私』(西尾幹二/PHP研究所/1,500円)
『停年オヤジの海外武者修行』(近藤節夫/早稲田出版/1,300円)
『市民たちの青春―小田実と歩いた世界』(小中陽太郎/講談社/1,500円)
『アジア英雄伝―日本人なら知っておきたい25人の志士たち』(坪内隆彦/展転社/2,500円)
『自衛隊「影の部隊」情報戦秘録』(松本重夫/アスペクト/1,800円)
『伝説の編集者・巖浩を訪ねて―「日本読書新聞」と「伝統と現代」』(井出彰/社会評論社/1,800円)
『本当の酒―「差しつ差されつ」日本酒文化を世界へ』(高田裕一/長崎出版/1,400円)
『パルファム紀行―香りの源泉を求めて』(リッテルトン,セリア/原書房/2,200円)
『萌え萌え幻獣事典』(幻獣事典制作委員会編/イーグルパブリシング/1,500円)
『糸と痕跡』(ギンズブルグ,カルロ/みすず書房/3,500円)
『科学を選んだ女性たち―おもしろそうでワクワク、探求心ウキウキ』(スピンクス,W.A./オーム社/1,200円)
『ハイデッガーの建築論―建てる・住まう・考える』(中村貴志訳・編/中央公論美術出版/4,300円)
『ミステリが読みたい!〈2009年版〉』(ミステリマガジン編集部編/早川書房/667円)
『精神病の日本近代―憑く心身から病む心身へ』(兵頭晶子/青弓社/3,400円)
『古代の海洋民 オホーツク人の世界―アイヌ文化をさかのぼる』(天野哲也/雄山閣/9,400円)