『灰羽連盟』----見る人を選ぶアニメだった

 まぁ、こんなサイトがあるくらいなので、
灰羽連盟の感想を探してみよう
 カルトな人気があるアニメだということはわかりますが、ちょっとぼくは見る人に選ばれなかったようで残念。
 城壁に囲まれた世界に、灰羽は繭の中で育ち、生まれる。生まれる前に見ていた夢の内容から「ラッカ」と名づけられた主人公は、仲間の「灰羽」とともに、その世界で生きる。町の行事や、仲間の「巣立ち」、壁の秘密などいろいろなことがわかる。灰羽の「羽」は本物だが何の実際的な役には立たず、「連盟」がさずける「天使の輪」が人造物だというのに驚く。ものすごく等身大の主人公とその周辺の人物、常軌を超える異常設定(こんな状況設定は、ちっとやそっとでは思い浮かばないと思う)、季節の移り変わりに応じて展開される、異色ではあるが飛躍の少ない架空の日常(中世を思わせる世界だが、スクーターや時計といった近・現代の機械もある)。やはり暗喩の多さが、ぼくのような半端なアニメ好きを排除しているように思える。死と再生、偽りの生、罪、償い、などなど。
 あー、多分スカイ・クロラ』面白いと思った人には楽しめるかと思う。多分、ですけど。
灰羽連盟 - Wikipedia