佐賀県の有名人として毎日新聞の「朴鐘珠」記者の名前は覚えておき、それはともかく沿道の旗について

見出しは演出です。
なんでひと月も前の話が今ごろ話題になっているのか不思議なんですが、こんなところから。
(都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ:【佐賀県】皇族の地方行事ご視察に関して、異常に執着する毎日新聞記者
この、「朴鐘珠」さんに関しては、単純に検索すればわかります。
朴鐘珠 - Google 検索
はてなブックマーク - ソーシャルブックマーク:タグ「朴鐘珠」を含む注目エントリー
画像はこれか。
YouTube - 毎日新聞の在日記者「朴鐘珠」が天皇皇后を佐賀に呼ぶなと知事にかみつく
代表的なのいくつか。
さるさる日記 - 治部少輔の筆誅亭日乗

 制裁論議が高まる中で、2年前の社民党の亡霊みたいな記事も。
 
とぴっくす:史実を物語る「非戦」写真展 /佐賀
<写真展を企画した同市中折町の岸恵子さん(61)は「拉致問題北朝鮮を非難する人は、日本人も強制連行という形で拉致をしていた事実を知っているのか。従軍慰安婦や生体実験、南京大虐殺などの存在を否定する人にこそ足を運んでほしい」と話していた。【朴鐘珠

 この岸朴コンビ、過去にはこんな記事も。
イラク湾岸戦争の真実知って 森住卓さんの作品買い取り、岸さんが写真展 /佐賀
<岸さんは「戦地で実際に起きていることを知ってもらい、(自衛隊イラク派遣で)日本人が再び侵略戦争に加担していることも考えてほしい」と話していた。【朴鐘珠】>

 この岸某、佐賀大の職員で佐賀ではちょっと知られた反戦運動家らしい。こういう反戦運動家と記者がつるむとろくな記事が書かれないという見本であろう。

佐賀県庁の国籍条項を批判する毎日新聞記者と佐賀県知事の会見録::マスコミ関係

議論の土台となる説明を読み上げると「非常に用意周到な原稿の棒読みをありがたく思うんですけれども、気持ちが全くこもっていない」と説明するだけで批判を言われ、会見の最後に「非常に新しもの好きの古川知事にしては、非常に消極的な意見でがっかり」と個人攻撃で締める毎日新聞の記者が面白すぎ。

棒太郎の備暴録 radical memo by boutarou - 在日記者【朴鐘珠】の素敵な記事〜佐賀市国際交流協会「真冬でも半ズボンの小学生」に改善を求める予定
そこから、リンク切れていたので、朴鐘珠さんの名前が出ている名簿のキャッシュと魚拓。
(cache) 昭和天皇記念館建設阻止団/Showa Tenno Kinenkan Kensetsu Sosidan:◆いらない宣言運動
昭和天皇記念館建設阻止団/Showa Tenno Kinenkan Kensetsu Sosidan:◆いらない宣言運動(魚拓)
 
でまぁ、こういうのはあちこちのブログ・日記がネタにしているんで、それらを見ていただくとして、ぼくが興味を持ったのは、佐賀県知事との以下のやりとりでした。
佐賀県:こちら知事室です-記者会見(質疑応答):天皇皇后両陛下におかれましては第26回全国豊かな海づくり大会に御臨席、併せて地方事情御視察のため御来県になります

毎日新聞
 よくある日の丸の旗は誰がどこから持ってくるんですかね。県庁は用意されないということですか。
○知事
 県庁は準備をしません。
毎日新聞
 市町村ですか。
○知事
 いや、ちょっとそこははっきりしないといけないですが、市町村が準備している可能性もありますが、少なくとも県庁は準備をしません。
毎日新聞
 後でちょっと確認をとらせてください。
○知事
 はい。

(太字は引用者=ぼく)
毎日新聞の記者も記者なので、ちゃんと調べてから質問をすればいいと思うんですが(ちゃんと自分のほうは調べていて、知事にカマかけたという可能性もありますけど)、こんなのとか。
Yahoo!知恵袋 - 天皇とか皇室のひとのパレードで沿道にたくさんの人が日の丸の旗を持っていますが、その旗はどこで手に入れるんですか?

天皇とか皇室のひとのパレードで沿道にたくさんの人が日の丸の旗を持っていますが、その旗はどこで手に入れるんですか?
またパレードがあるとどこで情報を仕入れて集まってくるんでしょうか??
 
実家が御用邸の近くにあります。
事前に街の広報などから知らせが入りますし、警察官が沿道に10mおきくらいにたちますので、いらっしゃる1時間前には分かります。
旗は町役場の人たちが配ったり、新聞販売店が配ったりしています。

(太字は引用者=ぼく)
そのほかいろいろな回答が載っているので、見ると面白いと思います。
こんなのとか。

毎年1月2日、皇居で新年の一般参賀が行われます。
その際の小旗は社団法人の国旗協会やその協力団体が無料で配布しています。
また、全国で同じような旗が振られるのは、国旗協会によって規格が統一されているからです。
 
参考URL: http://www.union-net.or.jp/cu-cap/sanganokokki.htm

そこから、こちら。
参賀の国旗

宮内庁ではない。社団法人の国旗協会というところ。祝日に国旗の掲揚を推進したり、国旗に関する知識の普及啓発活動をしている団体。商工会議所など全国の協力団体と共に小旗を手作りで用意している。全国で同じような旗が振られるのは、国旗協会によって規格が統一されているから。

そんな団体があるのは知りませんでした。
国旗協会の公式サイトはないようですが、以下のところから、
内閣府本府等所管公益法人一覧(法人の概要)

社団法人 国旗協会
東京都千代田区丸の内3−2−2(東京商工会議所ビル

なんとなく、各地の商工会と連絡し合っている組織なのか、と思いました。
こちらから、
人力検索はてな - よく皇族の車が走る道の沿道で国民が日の丸を振ってますよね。 テレビでは「日の丸の旗が配られ・・・」と言っていましたが、一体誰が配ってるんでしょうか?

よく皇族の車が走る道の沿道で国民が日の丸を振ってますよね。
テレビでは「日の丸の旗が配られ・・・」と言っていましたが、一体誰が配ってるんでしょうか?
また、一回に何本ぐらい配られるんでしょうか?

回答には、さらに具体的なリンクなど。
[wsfj 925] ドキュメント天皇来沖反対 ( 2の1)

県商工会議所連合会(仲井真弘多会長)は昨年十二月、県市長会(会長・翁長雄志那覇市長)に動員協力を要請。同会は一月九日付で那覇市長あてに「動員協力」の文書を出しているが、文書は「ご奉送迎のための『日の丸』の手旗については商工会議所で準備します」としている。

これにもちょっとリンクしてみよう。
佐賀商工会議所
今回のイベントに関する公式サイトは、こちらかな。
第26回 全国豊かな海づくり(海作り)大会(佐賀)平成18年10月29日開催
全国豊かな海づくり協会
全国豊かな海づくり協会:これまでの海づくり大会の情報
「第28回全国豊かな海づくり大会」が本県で開催されます。新潟県

平成20年開催予定の「第28回全国豊かな海づくり大会」が、下記のとおり本県で開催されることになりました。
「全国豊かな海づくり大会」は、魚や貝などの水産資源を保護し増やすことと、海の自然環境を守ることの大切さをみんなで考える大会で、昭和56年から海のある都道府県で毎年開催されています。
本県での開催に当たっては、日本一の大河信濃川日本海と出会うまち新潟市を開催場所とし、日本海でとれる豊かな海の幸に関する様々な情報の発信など、新潟らしさを表現していきます。
この大会には例年、秋の国民体育大会全国植樹祭と並んで、天皇皇后両陛下が御臨席されています。

植樹祭が山の県に対して、これを海の県でやるようにした、みたいな感じでしょうか。ちょっと天皇皇后両陛下が御臨席のイベントにはどのようなものがあるのか、「全国豊かな海づくり協会」にはどのような政治力のある人がいたのか、興味を持ちました。
たとえば、こんな記事がありましたが、

青少年読書感想文全国コンクール

国学図書館協議会毎日新聞社主催

<社会>雅子さま、ご公務復帰=愛子さまの発育も順調(うまくソースが見つからなかったので、2ちゃんねるのスレッドから)

1 名前: まさとφ ☆ ◆ASHorGAg @まさとφ ★ 投稿日: 02/02/08 19:25 ID:???

皇太子ご夫妻は8日、東京・丸の内の「東京会館」で開催された
「第47回青少年読書感想文全国コンクール表彰式」(全国学図書館協議会など主催)に出席された。
雅子さまは昨年12月1日の出産後、2か月余りでの公務復帰となった。

雅子さまは、ワインレッドのスーツ姿で皇太子さまと同館玄関に到着、
周囲から「雅子さま」と声がかかると、手を振ってほほ笑まれた。
式典後、ご夫妻は、受賞者の1人1人に「いまはどんな本を読んでいますか」などと声をかけられていた。

敬宮(としのみや)愛子さまの発育は順調で、
宮内庁によると、最近はよく笑い、発語も頻繁になって、人肌の温度にした麦茶も飲まれているという。
http://www.yomiuri.co.jp/top/20020208it11.htm

最近の雅子さまの公務復帰というとこの記事なわけですが、
皇太子ご夫妻が正倉院展に、天平の御物に1時間近く : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

皇太子ご夫妻が正倉院展に、天平の御物に1時間近く

梶谷亮治・奈良国立博物館学芸課長(左端)から宝物の説明を受けられる皇太子さま、雅子さま(26日午後7時ごろ、奈良市奈良国立博物館で)=代表撮影 皇太子ご夫妻は26日、奈良市奈良国立博物館で開かれている「第58回正倉院展」(奈良国立博物館主催、読売新聞社など協力)を視察された。
ご夫妻は閉館後の午後6時過ぎに同館入りし、聖武天皇の遺愛品などの献納目録「国家珍宝帳(こっかちんぽうちょう)」や聖武天皇が身につけた「七条刺納樹皮色袈裟(しちじょうしのうじゅひしょくのけさ)」など、天平の輝きを伝える御物を1時間近く見て回られた。
雅子さまは終始笑顔で、湯山賢一館長らの説明に熱心に耳を傾け、象牙を赤く染めた「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」の前では「きれいですね」と話されていた。
この日は京都大宮御所に宿泊、27日は虫干しが始まった京都御所・東山御文庫の御物などを見学し、同日午後、帰京される。
長期静養が続く雅子さまの地方公務は、昨年7月の愛知万博以来1年3か月ぶり。雅子さまの負担を考慮し、ゆるやかな日程が組まれた。
 
(2006年10月27日 読売新聞)

どうも新聞社が主催・協賛・協力している文化イベントへの、皇族のかたの出席具合が気になりました。
毎日新聞社の秋〜冬のイベントと言うと「青少年読書感想文全国コンクール」で、受賞式は2007年2月上旬なわけですが、「これにはお前ら皇族の中から、誰かが必ず出席するようにな!」という強いアピールが、ひょっとしたら毎日新聞佐賀支局・朴鐘珠さんの記事・質疑応答には込められているのかもしれません(そのための費用として、毎日新聞はどのくらいの予算を取っているんでしょうか)。
毎日新聞は、こんなこともやっていたので、
毎日新聞社:古希を迎えられた天皇陛下と皇后美智子さま展―記念カタログを好評発売中―

主   催  毎日新聞社
後   援  TBS
協   賛  学校法人学習院日本赤十字社
展示協力   宮内庁

まぁ、全国規模の商業新聞としては、反天皇・親天皇の両方とも、うまい具合に利用して読者にしておく必要があると思いました。やりすぎると両方を敵にしてしまうかもしれませんが。
 
で、全然関係ないんですが、宮内庁のサイトを見ていたら、皇族のかたのオモシロ画像をみつけたので紹介しておきます。
マンスフィールド研修員とお会いになる皇太子同妃両殿下
大きさがものすごくヘンなんですが。
フォトショップとか使って合成した写真みたいです。