成田市長逮捕と「趣味のWebデザイン」の人の過去発言

新聞記事から。
成田市長を逮捕、ごみ焼却業務委託で収賄容疑 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

成田市長を逮捕、ごみ焼却業務委託で収賄容疑

2日朝、自宅玄関前で報道陣に囲まれた小林・成田市長。夜、収賄容疑で逮捕 千葉県成田市のごみ焼却施設の運転管理業務委託を巡る汚職事件で、同県警捜査2課は2日夜、任意同行を求め事情聴取していた同市長・小林攻(おさむ)容疑者(64)(成田市吾妻)を収賄容疑で、同県松戸市のプラント管理会社「TEC」の前社長、飯塚貴之容疑者(47)(松戸市松戸)と、前副社長、近藤紀昭容疑者(48)(同市稔台)を贈賄容疑で、それぞれ逮捕した。3容疑者とも容疑を認めているという。
調べによると、小林容疑者は2005年1月、05年度の運転管理業務の発注を指名競争入札に切り替えることについていったん了承しながら、同年2月になって市環境部に対し、従来の随意契約を継続するよう指示。業務を1990年度から15年連続で受注していたTECが継続受注できるよう計らった謝礼として3月下旬、成田市内で飯塚容疑者らから約1000万円を受け取った疑い。
TECは、05年度の業務を約2億3000万円で、今年度も約2億2000万円で受注した。
小林容疑者を巡っては、支援者だった東京都内のコンサルタント会社が02年10月、過去の市長選で提供した選挙運動資金計2300万円の返済を求め、千葉地裁佐倉支部に提訴。小林容疑者側が2000万円を返すことで和解した。
県警は、小林容疑者が04年3月と同年9月に各600万円、残る800万円をTECから約1000万円を受け取った05年3月に返済したことを把握しており、わいろは借金返済に絡んでいた可能性もあるとみて、調べている。
小林容疑者は元日本航空社員で、1991年4月の市長選から3度続けて落選。4度目の03年4月に初当選した。
 
(2006年12月2日21時35分 読売新聞)

3年前の「趣味のWebデザイン」から。
成田の市長選挙(備忘録 2003-04-20)

私が育った町、成田市市長選挙が公示された。最有力候補者は小泉一成氏、46歳。成田山新勝寺の表参道で旅館を構える若旦那であり、有力な市議会議員でもある。対抗馬は小林攻氏で、なんと市長選4度目の挑戦となる。かつての連続トップ当選議員なのだが、いかんせん10年以上ものブランクは大きい。年齢も60歳になってしまった。
私は小林氏を推す。成田空港建設を体を張って推進し、成田市の発展の礎を築いた功績と、経済発展により減税と福祉の充実を両立させた手腕を高く評価しているからである。しかし小林氏が市議会を去って以降、小泉氏が活躍して実績を積んできたことは衆目の一致するところであり、最近の有力者(例えば前新東京国際空港公団総裁や現国会議員林幹雄氏ら)が小泉氏を推すのは当然かもしれない。だが、私は小泉氏には不信感をもっている。

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