『Kanon』（東映アニメーション版）----そんなに黒くはなかったよ

　ということで、京都アニメーション版でないほうも見てみたよ。
→kanon 黒歴史 - Google 検索
→Yahoo!知恵袋

旧kanonがアニメ界の黒歴史ってどこかのブログにかいていたのですがどういう点が黒歴史なのか詳しい方どうか教えてください。

→KANONに見る医療ミス
ぼくの見たＤＶＤでは直っていませんでした。
　
こちらも、メモとして。
→京アニKanonをめぐる冒険−Kanon関連記事まとめ - tukinohaの絶対ブログ領域
これはすごい。
→TVアニメ「Kanon」(京都アニメーション版)マルチシナリオ構成分析表
　
まぁ確かに絵はちょっと問題ありますが、話は13話でまとめようとするとこんな感じになるのかな、とも思えた。京アニ版はていねいに作りすぎか。秋子さんの特製ジャムも、佐祐理の弟のエピソードも、舞の「雪兎の動物園」のエピソードも、栞の１週間の学校生活のエピソードも、祐一の山の中の大彷徨のエピソードもないのは悲しいですが、なければないで、こんなものか、という感じです。つくづく京アニ版を先に見ておいてよかった。
シナリオ的には、最後のほうの作りが少し偶然に頼りすぎているのは何とかならないかと思う。
あゆと祐一のキスシーンを名雪が偶然見てしまう、とか、特に、あゆの病室が偶然分かってしまう、とか。いくら何でもそれはないでしょう。
あと、秋子さんはケータイ（プリクラのシールつき）を持って事故に会うのですが、それ以外にケータイの出てくる話ではないのも違和感。
話はどんどんキャラの過去を片付けていくので、栞を除くとどのヒロインも、祐一の記憶欠落のためにヒドい目に会っている、ということがよくわかる。『Kanon』って、ミステリーで言うなら、探偵が犯人、というような話なんだろうな。