『定着者と部外者−コミュニティの社会学』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
定着者と部外者―コミュニティの社会学 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ノルベルトエリアス,ジョン・L.スコットソン,Norbert Elias,John L. Scotson,大平章
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
集団的カリスマ、集団的汚名の神話はいかにして創られるのか。架空の町ウィンストン・パーヴァを舞台に展開するエリアス「定着者‐部外者関係」の理論。
- 作者: 須田悦生
- 出版社/メーカー: 三弥井書店
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
花祭、雪祭、延年舞といった民俗芸能、平家物語などのいくさ物語、韓国・中国・台湾など東アジアの芸能を、まるでその祭りの場にいるかのように臨場感あふれる解説で紹介した、民俗芸能の入門書。
ブルマーの社会史―女子体育へのまなざし (青弓社ライブラリー)
- 作者: 高橋一郎,谷口雅子,角田聡美,萩原美代子,掛水通子
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2005/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 62回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
女性解放運動に出自を持つブルマーがたどった、明治期の輸入から戦後までの社会的・歴史的な変遷を読み解き、社会学・歴史学の視角から女性の身体性をめぐる葛藤と闘争の物語を紡ぎ出し、セクシュアリティの歴史的変容に迫る。
“未開”からの反論―文明化の過程の神話〈5〉 (叢書・ウニベルシタス)
- 作者: ハンス・ペーターデュル,Hans Peter Duerr,津山拓也,藤代幸一
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
傲慢なる“文明”、暴力の“近代”に対する“未開”の自己抑制を論じ、エリアスと対峙し続けてきた著者のライフワーク。
- 作者: 伊藤正子
- 出版社/メーカー: 三元社
- 発売日: 2008/10/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ベトナムの54「国定民族」は、いかにして確定されたのか。ドイモイ以降の「自由化」により、これまでの民族の枠組みを見直し「新たな民族」を要求する声があがりはじめた。ある「民族」とされることが、人々になにをもたらし、なにを求めさせるのか。多民族国家における上からの民族政策のはらむ危うさを明らかにしていく。