ネットジャーナリストは釣られないためにどうすればいいか(Twitter/デマッターとフリージャーナリスト)
これは以下の日記の続きです。
→Twitter(別名デマッター)でネットジャーナリストを釣る方法(フリージャーナリスト)
どうしたら、ネットの誰かに釣られないですむようになるか。
1・一部引用非公式RTしない
その「引用元」のテキストの事実が確認されるまでは、「返信」「DM」で、テキスト引用しないで「取材させてください」とか言っておけばいいんじゃないですかね。「一部引用非公式RT」のテキストに、何万人もの人が公式RTしたり、「もしそれが本当だったらひどいRT」って、非公式RTしたりして、「ほとんど本当のこと」になっちゃうような状態で情報が流布しちゃいますから。
2・情報提供元を疑う
プロフィールに「二児の母」「○○在住」とか書いてあっても、それは真実とは限らないし、その人が提供している情報が正しいとは限らない。@(メンション)飛ばして、「何か本当っぽいもの」として流れてくる情報が、実は一番怪しい。過去ツイート、フォロー/フォロワー(の数)。そしてその人が「第三者にも確認できる情報」を流している人なのか、「誰にも確認できない自分の体験談」ばかりをもっぱら流している人なのか。後者だったら当然、徹底した「情報の確認」をした上で言及(自分の呟きに入れる)という姿勢が必要でしょう。
3・「常にデマを流している人」はTLに入れない。
TLの無駄遣いです。
ついでにそういう人の「フォローしている→あなたもフォロー中」の人も外しましょう。TLがすっきりします。
4・第三者に確認できない情報を流さない。第三者に確認できない情報を流している人の情報を流さない
「昨日○○と会って、××という証言が得られました」って…それ、ただの伝聞情報ですよ? ICレコーダーとかUSTという、確認できるものがないと(それらも偽造される可能性はありますが、極めて少ないです)。「妹の友人の話です」なんてのを、情報として流布させちゃいけません。
5・速報しない
ネットの情報なんて、1時間もすれば古くなります。1時間早い不正確な情報が必要な場合は、緊急時事故災害の類以外には存在しません。1時間どころか数時間遅くても「より正確な情報」を流さないと、デマで死ぬ人(殺す人・殺される人)も出てきます。
6・呟く前に、調べられるだけ調べる
論文なら元論文、ネット記事ならオリジナルテキスト、議会なら議事録、発言ならyoutube。それで調べられないなら呟かない(呟けるような状況まで待つ)。「信じられないようなことが起こっている」ということは多分絶対にありません。単にあなたが今まで知らなかったことが起こっているだけ。知らないことは恥ずかしいことではありませんが、世間の一般の人の中に「知っている」という人を想像・想定できないなら、それは恥です。
基本的に、調べない・人を信じすぎる・自分の呟きの影響の大きさが分かってない、の3つの問題点があるんじゃないでしょうか。
あとまた思いついたら適当に書きます。
(追記)
書き込みに異議がありましたら、ぼく、もしくははてな事務局にメールしてみてください。ケース・バイ・ケースで対処します。ぼくのメールアドレスは「プロフィール」の中にあります。その他いろいろプロフィールに書いてあります。Twitterでのメンション飛ばしは、ブロックしてたりされてたりでうまくいかないかもしれません。