2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ハイ・シエラ(ハイ・シェラ)』----暴力的なボガートがかっこいい

→ハイ・シェラ - goo 映画 前に見た西部劇『死の谷』の元ネタということで、ちょっと見てみた。 →『死の谷』----かっこいいワルモノが犬のように死ぬ 『死の谷』ほど荒廃してはいないのですが、かなりすさんだギャング映画の世界で、ハンフリー・ボガートが…

『マンガを読む。』『萌える日本文学』『恋する物語のホモセクシュアリティ 宮廷社会と権力』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。マンガを読む。作者: 伊藤剛出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/03/25メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (17件) を見る★『マンガを読む。』(伊藤剛/著/青土社/1,890円)【→amazon】 …

サイト名を変更します

もうこの最近、ほとんど都立中央図書館とか国会図書館とかに行ってない(行く時間)がないうえ、こないだの『廃墟の群盗』のリチャード・ウィドマークみたいに、ちょっと検索すればいいことも怠ってテキスト制作している状況だし*1、少し調べたいことが多く…

『サザエさんの東京物語』『かくれオタク9割 ほとんどの女子がオタクになった』『明治・大正・昭和の大衆文化 「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。サザエさんの東京物語作者: 長谷川洋子出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2008/03/22メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 43回この商品を含むブログ (22件) を見る★『サザエさんの東京物語』(長谷川洋…

『廃墟の群盗』----怪奇幻想西部劇

→廃墟の群盗 - goo 映画 時代は1867年、南北戦争は終結し、元北軍の7人のならず者は、銀行を襲い金を奪ってデス・バレーに逃げる。7人のキャラの立て具合は、いろいろな「7人」ものの元祖みたいで面白いけど(七人の侍とかワイルドセブンとか)、そんなに…

『描きかえられた『鉄腕アトム』』『B29基地を占領せよ 10個師団36万人を動員した桂林作戦の戦い』『特設艦船入門 海軍を支えた戦時改装船徹底研究』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。描きかえられた『鉄腕アトム』作者: 小野卓司出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/03/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (6件) を見る★『描きかえられた『鉄腕アトム』』(小野卓司/…

座間味島で軍命を伝えていたのは誰だったのか

ということで、もうしばらく続きます。 以下の本に目を通してみたのですが、証言 沖縄「集団自決」―慶良間諸島で何が起きたか (岩波新書)作者: 謝花直美出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/02/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 48回この商品を含むブ…

『キャラ言 漫画・アニメのキャラクターが言った金言・名言』『ゆうばり映画祭物語 映画を愛した町、映画に愛された町』『747 ジャンボをつくった男』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。キャラ言―漫画・アニメのキャラクターが言った金言・名言作者: PICASO東大早慶ベストセラー出版会出版社/メーカー: グラフ社発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブロ…

『コーヒーに憑かれた男たち』『BIBAをつくった女 バーバラ・フラニッキ自伝』『鉄腕ゲッツ行状記 ある盗賊騎士の回想録』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。コーヒーに憑かれた男たち (中公文庫)作者: 嶋中労出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/03/23メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (14件) を見る★『コーヒーに憑かれた男…

チベットのニュースで気になったのがこれだけとは

画像は以下のところから(オリジナルはどこなのかは不明) →チベット問題。CHINAが自作自演のニセ写真をニセ写真だって威張っているよ!だまされる産経はバカだよ!(アトモス部屋 ) 忍 →http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/6451.jpg チベットのニ…

本物より何倍も大きく見れるチョコレート・ケーキ

↑日記のところの最初に一行で表示されるものがよくわからない人は、以下の画像などを参考に。 →http://www.flickr.com/photos/20358768@N00/2371578692/ 過去の奴も、flickrの画像に関して作ったテキストで、日記本文とは無関係なのです。誤解があるようでし…

「自決しろ」「自決するな」という戦争中の発言について

以下のところから。 →沖縄戦の実相―「つくる会」による改ざんの動きをめぐって:paper78(林 博史) この一連の教科書問題を通じて、「集団自決」という言葉そのものに問題があると指摘され、それに代わって“日本軍に強制された「集団死」”という言葉を使う…

『山川惣治 「少年王者」「少年ケニヤ」の絵物語作家』『ぼくの特急二十世紀 大正昭和娯楽文化小史』『ロブション自伝』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。山川惣治―「少年王者」「少年ケニヤ」の絵物語作家 (らんぷの本)作者: 三谷薫,中村圭子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (…

『ワンダーワード 柴崎友香漫画家対談・エッセイ集』『ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実』『パリの聖月曜日 19世紀都市騒乱の舞台裏』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。ワンダーワード―柴崎友香漫画家対談・エッセイ集作者: 柴崎友香出版社/メーカー: 小池書院発売日: 2008/03/19メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (33件) を見る★『ワンダーワ…

『荒地の恋』---これは読んでてつらかった

画像は「77才時の北村太郎(左)と田村隆一」。 以下のところからいただきました。 →荒地の恋 - 映画の小窓 →http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/5a/5ef17947a755b54c7b3311045836f26d.jpg ただし、北村太郎は69歳(70歳の誕生日を迎えるほんの少し前)、…

そもそも民間人に降伏勧告させる軍隊がどこの国にあったかという話

以下のテキストから。 →沖縄戦集団自決 - くわばら手帖 集団自決が起きなかったシムクガマの例はリンクだけですが、 →シムクガマ シムクガマ このガマには、たまたまハワイ移民帰りの二人の男性がおり、この人たちがいたことでチビチリガマと全く正反対の結…

『世界史をどう教えるか 歴史学の進展と教科書』『ケータイチルドレン 子どもたちはなぜ携帯電話に没頭するのか?』『1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書作者: 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2008/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含…

『八日目の蝉』----男の子宮が痛くなる(ないけど)

これはなかなか面白かった。八日目の蝉作者: 角田光代出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 264回この商品を含むブログ (318件) を見る【→八日目の蝉(amazon)】 逃げて、逃げて、逃げのびたら、私はあなたの…

『芸術家とデザイナー』『私の映画日記 4』『ヒンドゥー神話の神々』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。芸術家とデザイナー作者: ブルーノ・ムナーリ,萱野有美出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2008/03/13メディア: 単行本 クリック: 29回この商品を含むブログ (13件) を見る★『芸術家とデザイナー』(ブル…

今日もちょっとだけ歴史修正主義者・反歴史修正主義者を修正しておくよ

見出しは演出です。演出を通り越して釣りかも知れず。 やれ日本軍が鬼畜だとか、皇民教育が、とか、日本軍はいいこともたくさんしたとか、軍命令はあったとかなかったとか、割とぼくにはそんなのは比較的どうでもいいので、ぼくが今のところ戦争について学ん…

『明治の迷宮都市 東京・大阪の遊楽空間』『なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか』『女子の国はいつも内戦』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。増補 明治の迷宮都市―東京・大阪の遊楽空間 (ちくま学芸文庫)作者: 橋爪紳也出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03/10メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る★『明治の迷宮都市 東京・大阪…

『1976年のアントニオ猪木』----ジャイアント馬場と闘えなかった男の闘魂

1976年のアントニオ猪木作者: 柳澤健出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/03/14メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 146回この商品を含むブログ (52件) を見る【→1976年のアントニオ猪木(amazon)】 例によって、面白い本しか紹介しないことにしている…

『記憶の中のファシズム 「火の十字団」とフランス現代史』『映画の頭脳破壊』『生き残った帝国ビザンティン』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。記憶の中のファシズム―「火の十字団」とフランス現代史 (講談社選書メチエ)作者: 剣持久木出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る★…

なぜニセ科学を叩く人は一般にヘンな目で見られないで、歴史修正主義者を叩く人はヘンに見られるのか

こんなブックマークから。 →はてなブックマーク - 上から目線ゲームの掲示板について - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記 2008年03月30日 Apeman テキトーなこと書いて批判されまくってもじっと我慢していれば「論争の目的が○○氏を叩くことに変化しているよ…

『ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、すべてよし!!』『萌えよ!空戦学校 空の王者・戦闘機のすべて!』『ダーウィンとデザイン 進化に目的はあるのか?』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。ゲゲゲの女房作者: 武良布枝出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2008/03/07メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 441回この商品を含むブログ (166件) を見る★『ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、…

西山陣地近くへの「集合命令」に関する朝日新聞の記事はどの程度信用できるのか

これは以下の日記の、ちょっとした続きです。 →「兵事主任」ってそんなに「重要な役割」なのか? - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記 気になるのは、朝日新聞の以下のテキストなのでした。 →朝日新聞1988年6月16日の富山真順さんの「証言」電子テキスト化と…

『コスプレ女子の時代』『パリの異邦人』『光源氏が愛した王朝ブランド品』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。コスプレ女子の時代 (ベスト新書)作者: 杉浦由美子出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2008/03/08メディア: 新書購入: 5人 クリック: 21回この商品を含むブログ (12件) を見る★『コスプレ女子の時代…

「藁人形」をとりあえず作ってみて、フクロにしてみて勝ったつもりになっている人について

見出しは演出です。 ここは割と興味深く読めました。 →歴史修正主義の手法 - 歴史学者の議論をその裏付けが自分の調べた範囲で見つけられなかったことを根拠に勘違いだろうと判断する人物 - Close to the Wall 関連テキストとして読まなければいけない本があ…

定期巡回サイトを増やしてみる

今回はこれだけです。 体感脚本講座(脚本家) foxhanger's forest(元SF者) 好い加減(食のメモ) 書籍出版 双風舎(編集者) Bookstack(ミステリー) Weekly Teinou 蜂 Woman(おかしなサイトリンク) 憂無(地味な日常(プログラマ)) バーチャルネ…

『城下町大坂 絵図・地図からみた武士の姿』『雲のごとくリアルに 長い距離を旅して遠くまで行ってきたある編集者のオデッセイ 青雲編』『流行と虚栄の生成 消費文化を映す日本近代文学』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。城下町大坂 (大阪大学総合学術博物館叢書)作者: 大阪大学総合学術博物館,大阪歴史博物館出版社/メーカー: 大阪大学出版会発売日: 2008/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 2回この商品を含…